香港メディアの香港01によると、中国の湖北省で24日、空飛ぶ集中治療室(ICU)として活用できる電動垂直離着陸機(eVTOL)が展示された。
武漢福生通用航空(福生通航)が開発したeVTOL「Sparrow-X2」は、最大積載2.7トン、標準6人乗りで、1回の充電での航続距離は200キロ、レンジエクステンダーを装着することで1200キロまで延長できる。
利用料は1時間当たり2000元(約4万4000円)程度が想定されていて、一般的な医療用ヘリコプターと比べてコストを5分の1から10分の1にまで抑えられる。患者の状態をリアルタイムで地上に送信し、空中でのトリアージが可能になるため、患者は専門病院へ迅速に搬送され、最適な治療を受けることができる。
福生通航は、武漢市内の医療機関と提携して医薬品輸送などの用途でSparrow-X2の試験運用を開始した。計画によると、年内に量産ラインを完成させ、150機の受注を獲得し、リースなどのサービスを始めるという。
中国は、ドローン(無人機)やeVTOLを活用して主に高度1000メートル以下の低空域で物流、移動、農業、観光などのサービスを展開する「低空経済」に力を入れている。(翻訳・編集/柳川)











