2026年の中国映画市場の興行収入がこれまでに75億元(約1696億円)を超え、北米を抜いて単一市場の興行収入としては全世界のトップとなっています。

このうち、春節期間中に上映された映画の興行収入は右肩上がりで、既に50億元(約1130億円)を突破しました。

その中では、「飛馳人生3(英題:Pegasus 3)」、「驚蟄無声(スケア・アウト)」、「鏢人:風起大漠(英題:Blades of the Guardians)」が上位を占めています。

「飛馳人生3」は、公開後6日間の興行収入が25億元(約565億円)を超え、1日平均4億元(約90億円)を上回る成績で興行収入のトップとなりました。この映画は制作費に4億2000万~5億元(約95億~113億円)をかけており、ダイナミックな視覚効果を得るためのAIツールである動的なパーティクル技術だけでも1億5000万元(約34億円)かかったということです。さらに、撮影チームは臨場感を加えるために、標高4500メートルの断崖絶壁にサーキットを建設し、空撮用ドローンがレーシングカーを間近で追いかけることで、観客にまるで現場にいるかのような臨場感を与えています。「愛はあらゆる困難を乗り越え、幾多の憂いも消すことができる」というせりふは人々の共鳴を呼び起こしました。

また、ランキングの第2位を飾った「スケア・アウト」は、中国の最新鋭戦闘機の機密情報流出事件をめぐってストーリーが展開され、終始ハラハラさせられる、リアルでスリル満点の作品です。

中国映画の興行収入を世界のトップに押し上げた立役者は巨大な市場です。2026年の春節シーズンは、主として小規模な三線都市と四線都市が興行収入の増加に貢献しており、中国の映画消費市場が地方にまで浸透していることを示しています。それと同時に、さまざまな題材の作品が、異なる地域、異なる年齢層の観客の多様化したニーズを満たしています。(提供/CRI)

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