中国科学院上海天文台が2月25日に発表したところによると、中国の科学者が参加した国際研究チームが、チリのアタカマ砂漠で運用中のアルマ望遠鏡(ALMA、正式名称:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)を用いて、最大規模のALMA画像を取得し、銀河系中心部の隠された化学構造を明らかにしました。
この画像は銀河系の中心部にある超大質量ブラックホールを取り囲む大量の高密度ガスや星雲を含む、650光年以上の広範囲をカバーしており、専門家は、これは地球から最も近く、かつ銀河の中心部をこれほどの高解像度で研究できる唯一の領域だと指摘しています。
この画像では、冷たい分子ガスが糸状の構造に沿って流れ、密集した物質の塊に集まっていく様子が示されており、これが、恒星が誕生するための物質的基盤となっています。このプロセスは太陽系と似た銀河系の外縁部では比較的よく理解されているものの、中心部では物理的プロセスがより極端なためさらなる理解が求められます。天文学者は、これらの極限現象が恒星の形成プロセスにどのような影響を与えるのかを深く理解し、既存の恒星形成理論が極限環境下でも依然として有効なのかどうかを検証することを望んでいます。
同研究チームはまた、中国天馬65メートル電波望遠鏡および新たに建設された7ビームKバンド受信機を活用し、今後の研究においてさらに大きな役割を果たしていくことになります。(提供/CRI)











