企業・団体と連携しながら駐在員パートナーのキャリア支援に取り組む一般社団法人キャリアコネクトは、駐在員の家族が現場で働く社員のリアルな声に触れ、キャリアについてのヒントを得る機会として、公式スポンサー・JTB北京とのコラボ企画「大人の社会見学in北京・キヤノン中国」を3月3日に開催する。

JTB北京は社員の意識改革や育児休業から復職後のサポート体制の整備など女性の社会進出を積極的に推進している。

こうした取り組みの一環として、2025年から公式サポーターとして協賛している。

精密機器メーカー・キヤノンの中国現地法人、キヤノン中国は今回初めて同企画に協力した。「駐在同行の経験を生かしたい」「これからのキャリアについて少し立ち止まって考えたい」という駐在員の家族に向けて、キャリアに対する考え方や選択の仕方、駐在員の家族の事例などについて話す。また、キヤノン中国の小澤秀樹社長兼CEOが企業文化を通じたブランディングや仕事に取り組む上での心構えなどについて紹介する。このほか、写真や動画の撮影ポイントのレクチャーやキヤノン製品を使用しての撮影など、タッチ&トライ体験(カメラ教室)も開催予定だ。

駐在員の家族が海外赴任に同行することで不安や自信の低下を感じるケースは少なくない。キャリアコネクトが運営する非営利組織Career Cafe ConnectとCAREER MARKが25年に実施した共同調査(回答者563人)では、駐在同行に伴い約7割が離職を経験し、9割が今後のキャリアに不安を感じていることが明らかになった。

こうしたことから、駐在の同行期間中、これまでのキャリアを振り返り、今後の選択肢について立ち止まって考える人もいる。今回のイベントは駐在員の家族を対象に、海外での日系企業の戦略に関心のある人、再就職やキャリアチェンジを検討している人、これからの働き方を考えたい人にとって、企業のリアルな声や事例を通じて、今後のキャリアや選択肢について改めて考え、自身の可能性を広げる機会になるだろう。(編集/藤井)

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