台湾メディアの中時新聞網は27日、日本在住の台湾人が日本で故意にぶつかられた体験談を明かしたと報じた。

渋谷のスクランブル交差点で台湾から旅行に来ていたとみられる女の子が、歩いてきた女性から故意にぶつかられて転倒する映像が物議を醸す中、日本に21年間居住している台湾人男性がSNS・Threads(スレッズ)で加害者は間違いなく日本人だと訴えた。

男性は渋谷の件について「(加害者は)絶対に日本人だ。もう大陸人(中国人)かもしれないなどと言うのはやめてほしい」と投稿。「他人に体当たりする行為は最近始まったものではなく、日本では長年存在している」とし、「友人の親戚が駅の階段を下りる際に突き飛ばされ、転落して病院に搬送されたこともあった」と明かした。

また、自身も日本で何度もぶつかられたことがあると明かし、対処法として「もし時間に余裕があるときは、無言のままずっと相手のそばについていく。そして、ずっと相手を見続け、相手に分かるようにする。すると、相手はだんだん後ろめたくなり、最後には私に謝ってくる」と説明した。

そして、若いカップルにぶつかられた時のことを挙げ、「(カップルの)男性がわざとぶつかってきて、振り返るとこちらに向かって舌を出してきた。私が駆け寄って彼の襟首をつかんで『殴られたことないのか?』と言うと、驚いて何度も謝ってきた。女性の方がよほど大人で、彼を一発たたいて、頭を下げて私に謝罪してきた」と振り返った。

男性は(渋谷の件で)「『女の子がふざけていたのが悪い』とか、『ぶつかられても自業自得』などと言わないでほしい。こういう『ぶつかり族』はこちらが普通に道を歩いていたとしてもわざとぶつかってくる。『日本人は絶対にこんなことはしない』なんて言わないでほしい。申し訳ないが、こういうことをするのは日本人だけ。『ぶつかり族』も日本特有で、日本人ですら頭を悩ませている」と述べた。

そして、「日本を色眼鏡で見ている台湾人や、物事の是非にかかわらず盲目的に国を愛する日本人に言っておくけど、『不満なら台湾に帰れ』なんて言わないでくれよ」と釘を刺した。(翻訳・編集/北田)

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