中国のニュースサイト・観察者網に1日、「日本政府がアフリカに行ってレアアースを採掘へ!日本のネット民すら我慢ならなくなった…」と題する記事が掲載された。
記事は、中国によるレアアース輸出規制を受け、日本が対策に乗り出していると説明。
そして、「鉱山開発が順調に進み、あわせて精錬施設が整備されれば、日本は比較的整った供給チェーンを獲得できる」とする一方、「レアアースはその抽出過程で放射性廃棄物や化学汚染を伴うことが多く、環境対策コストは極めて高い」と指摘。日本の動きについて、「中国から脱却するために、他国の環境資源を代償にすることもいとわない」ものだとした。
また、「日本政府はレアアース確保のためリサイクル支援政策を開始し、廃棄されたモーターを回収してレアアース元素を抽出している」としつつ、「しかし、この方法は効率が極めて低く、1キログラムのレアアースを精製するのに数十台のモーターが必要で、コストは通常の輸入の3倍に達する上、得られるレアアースの純度も80%に満たない」と指摘した。
その上で、「以前日本が主張した6000メートルの深海からレアアース泥を採掘する構想と同様で、効率は低く、品質は劣り、コストは高く、持続可能ではない。採算が合わないと分かっていながら『国家の必要』という名のもとに、希望のある方法のように日本国民に提示し、支持を得ようとしているにすぎない」と断じた。
記事は、日本のネットユーザーもこうした動きを決して楽観的に見ていないとし、日本のSNS上の「うちの会社も(中国からの)納期が遅れてる」「うちの磁石を大量に使う製品部門はマジで困ってる」「高市さんどうするの?総理が民間企業に迷惑をかけないでくれ」「早く国産レアアースを流通させてくださいよ高市首相。生産が滞ってますよ」「中国が高温耐性レアアース磁石と特殊チタン合金の世界供給をほぼ握っているから代替は難しい」「深海から泥を採取したり、海外で鉱山を開発したりするのはまだ先の話。今すぐに救世主になるわけじゃない」といった声をピックアップして紹介した。
そして、「日本が政治および産業戦略の面で本当に全面的に中国から脱却する道へ進むのであれば、短期的には痛みを伴うことは避けられない。レアアースや高性能磁石などの重要材料は製造業の基盤を支える存在であり、ひとたび供給が不安定になれば、コスト上昇や納期遅延が産業チェーンを通じて波及することになる」とし、「こうした局面の中で経済を安定させ、供給チェーンを再構築できるかどうかは、高市氏の力量次第である」と論じた。(翻訳・編集/北田)











