2026年3月1日、韓国メディア・YTNは、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領はソウルで行われた「3・1節」(3・1独立運動記念日)記念式典に出席し、日韓関係の未来志向的な発展と、北朝鮮に対する対話再開を呼び掛けたと報じた。
記事によると、李大統領は演説で、日韓関係について「過去の歴史を直視しつつも、現在の課題を共に解決し、共に未来に向かって歩んでいけるよう最善を尽くす」と強調。
また、北朝鮮政策については、「北の体制を尊重し、一切の敵対行為も、いかなる吸収統一の追求もしない」と発言。敵対と対立は何の利益にもならないとし、南北の信頼回復や軍事的緊張緩和に一貫して取り組む意志を強調した。また、昨年発生した韓国の民間人による無人機の北朝鮮侵入事件について「現政権の意思とは無関係な犯罪行為」と述べて真相究明を約束し、南北対話の再開や米朝対話の早期実現に向け、北朝鮮に対して「対話の場に出て、共に未来へ進むことを期待する」と呼び掛けた。
これについて韓国のネットユーザーからは「北朝鮮への対話の呼び掛けは必要」「北がどう応じるかが問題だ」「吸収統一の否定は現実的なアプローチだと思う」「日本との協力は不可避」「日韓シャトル外交に期待する」「情勢が不安な今、(日本や北朝鮮を含めた)周辺国との協力や調整は大切だ」などの声が上がった。
一方で、「(日韓関係において)未来志向は大切だが、歴史問題を疎かにしてはいけない」「日韓シャトル外交を続けて、具体的な国益をどれだけ引き出せるのか」「(北朝鮮とは)対話もいいが、安全保障を第一にしてほしい」「(日本や北朝鮮との関係について)国内の世論をどうまとめ上げるかが、大統領の真の手腕」などの声も見られた(翻訳・編集/樋口)











