中国で2025年の若者流行語トップ10にランク入りした「初代同僚」は職場の同期、キャリアの第一歩を共に踏み出した仲間を指している。このワードの流行は社会で奮闘する若者が「純粋な友情」を渇望していることを反映している。

相棒が戦友に

若者が就職して社会に出ると、全く新しい環境下で「一人前の大人」であることを期待される。しかし、駆け出しの若者は経験がなく、緊張してしまうものだ。

就職したばかりの頃について、北京で働く90後(1990年代生まれ)の小凡さんは、「毎日、『初代同僚』の小乙さんと一緒に昼ご飯を食べに行っていた」と振り返り、「彼女とは今でも休みの日などに一緒にバトミントンをしたり、映画を見に行ったりしている」と話す。

このような同僚との精神的つながりは、学生時代の友達との純粋な友情とも少し異なり、距離をおいて付き合う同僚との関係とも異なり、一緒に協力して仕事をしながら、少しずつ心を通じ合わせ、信頼を培った特別な関係だ。

支え合うパートナー「初代同僚」

「職場に友情はない」という考えが一般的だった時代もある。はっきりと線引きする関係は安心感があるものの、目に見えない高い壁もできてしまう。幸いにも、中国の今の若者は「初代同僚」という助け合うことのできる相手を見つけることができている。新人で右も左も分からない状態から、仕事に慣れて余裕が出てくるまでの間、「初代同僚」は同じ場所で仕事や生活をすると同時に、仕事をしながら一緒にいろんなことを経験して成長していく。

競争はどこの職場でも付きもので、本当の友情は競争という試練を乗り越えることができる。就職したばかりの時は励まし合い、一人前に仕事ができるようになると肩を並べて取り組み、次第に生活における心強い味方や共有し合える相手となっていく「初代同僚」という概念は、人と人の関係というのはずっと同じ位置で足踏みさせるものではなく、一緒に進歩していけるものだということを私たちに気付かせてくれる。仕事で成功を求める道において、「初代同僚」は重要なパートナーとして、一緒に進歩していくことで、健全で長続きする友情を育てることができる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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