アイロンビーズはもともと子供向けの知育玩具として販売されていたが、ソーシャルメディアで広く発信されるようになり、今ではストレスを解消や人との交流、自分を表現するアイテムとして若者の間で人気となっている。中国で春節(旧正月、今年は2月17日)連休にアイロンビーズを共同購入した若い消費者の数は前年同期比で9018%増と90倍以上増に達した。
北京の小中高校の冬休み最終日、ショッピングモール・京西大悦城の中にある「DIYショップ」に行くと、たくさんの人が下を向いて、目の前にあるカラフルなビーズを一生懸命並べていた。店員の田分分(ティエン・フェンフェン)さんは、アイロンで仕上げをしたり、道具を運んだりと、てんてこ舞いの忙しさだった。田さんは「この冬休み、店は毎日予約でいっぱいだった。客の9割がアイロンビーズを楽しみに来ていて、その主力層は学生だった」と振り返る。
アイロンビーズはカラフルなビーズを専用プレートの上に並べて絵柄を作り、アイロンの熱で溶かして接着し、プレート状に造形する玩具だ。アイロンビーズでチャームや冷蔵庫マグネット、立体的な装飾品、収納ケースなどを作ることができる。
田さんは、「アイロンビーズは決して難しいものではなく、何より必要になるのが忍耐力。アイロンビーズがこれほど人気になっているのは、主に集中することでストレスを解消できるから。忙しい日常の中で立ち止まり、気持ちを落ち着けることができる。子供にとっては、集中力や忍耐力を鍛えることもできる」とした。
ソーシャルメディアではアイロンビーズのスキルに関するやり取りや作品のシェア、初心者向けのQ&Aが注目を集め、関連の話題の人気が高止まりしている。











