日本で「ぶつかり族」に遭遇したという中国人観光客が当時の様子について語った。中国メディアの極目新聞が4日付で伝えた。
「ぶつかり族」とは街や駅などの人混みで通行人に故意にぶつかる人を指す。最近では、渋谷のスクランブル交差点で台湾から観光に来ていた女の子に女性が故意にぶつかって跳ね飛ばす動画が物議を醸し、中国駐日本国大使館が注意を呼び掛けている。
記事によると、日本で実際に被害に遭ったという徐(シュー)さんは、「2024年9月、大阪を旅行していた3日間で、妹が2回ぶつかられた。初めはうっかりかと思っていたが、SNS上で同様の被害があることを知り、故意だと分かった」と語った。25年9月に東京を旅行した際には、徐さん自身も被害に遭ったという。
徐さんによると、発生場所はいずれも人通りが多く、相手の見た目は普通の通行人と変わらないが「動きが速い」のが特徴。徐さんは、「私と妹が遭遇したのはどちらも日本人の中年男性で、正面から歩いてきて肩にぶつかってきた。力が強く、かなり痛かった。ぶつかった後は振り返りもせずに立ち去っていった」と話した。
当時、徐さんらは相手を追いかけることはしなかったといい、「一つは、ぶつかられてとても痛くてぼう然としてしまったこと。二つ目は、警察に届けるのも面倒で、日本語も話せなかったから」と理由を説明した。
また、王(ワン)さんは、「大阪で体の大きい男性が高齢女性を突き飛ばすのを、同行していた友人が目撃した」と語ったほか、今年2月には自身も被害に遭ったことを明かした。
王さんは「私の右肩にぶつかってきた。衝撃はかなり強く、携帯電話もはじき飛ばされた。間違いなくわざとだった。私が振り返った時には、彼女はもう足早に立ち去っていた」と話した。
記事は、「日本では最近、『ぶつかり族』の被害が多発している」とし、「東京や大阪などの人通りの多い場所で外国人観光客や女性、子ども、高齢者など弱い立場の人を狙い、すれ違いざまに故意に肘打ちや体当たりをし、すぐに人混みに紛れて逃走する」とその特徴を説明している。(翻訳・編集/北田)











