世界最大のモバイル関連見本市「MWC」の開幕に当たり、中国の人型ロボット系スタートアップ「智元機器人(Agibot)」と中国電信(チャイナテレコム)は、その共同革新成果である「6G四足歩行ロボット」を初公開しました。6Gネットワークの通信・センシング統合機能と、場所を問わず多様なデバイスが同時に接続できるユビキタス機能により、スマートロボットの活動範囲は地上から地下へ、さらに無人エリアなどの極めて複雑な環境へと拡大しています。
智元の四足歩行ロボット部門の邱恒最高執行責任者(COO)は3月3日、メディアの取材に対し、「6Gが四足歩行ロボットやロボットにもたらす最も代替不可能な価値は『人のいない場所』だ」と述べました。
これまでの通信世代の進化とは異なり、6Gは人工知能(AI)と深く融合した技術のプラットフォームと見なされています。原子力施設の内部や深海の石油・天然ガス採掘プラットフォーム、月面基地など、人間が到達しにくい、あるいは常駐できない地域において、6Gを利用したエンボディドAIエージェントが役割を果たす可能性があります。
邱氏によると、四足歩行ロボットはすでに産業やセキュリティ―、緊急救援、特殊作業、娯楽、ビジネスなどさまざまな分野で応用されています。今後、6Gを利用した四足歩行ロボットの応用シーンはより一層拡大され、特に人間がアクセスしにくい領域まで広がる見通しとのことです。邱氏は、6Gを利用した智元の四足歩行ロボットは、2029年または2030年ごろ最初の商用化の波に乗り、その時にはロボットの知能も大きく飛躍するだけでなく、価格も大幅に下がるだろうと予測しました。(提供/CGTN Japanese)











