2026年3月6日、韓国メディア・ニュース1は、韓国の今年1月の経常収支は132億6000万ドル(約2兆900億円)の黒字となり、33カ月連続の黒字を記録したと伝えた。月間ベースでは歴代5位となる数値だという。
記事によると、韓国銀行が6日に発表した「26年1月の国際収支(暫定)」によると、1月の経常収支は132億6000万ドル(約2兆900億円)の黒字となった。黒字額は前月(187億ドル=約3兆円)より減少したものの、依然として高い水準を維持。前年同月(26億8000万ドル=約4200億円)と比べると約4倍に増加した。韓国銀行は半導体などIT製品の輸出が好調だったことに加え、旧正月連休の時期が昨年の1月から今年は2月に移動したことで稼働日数が増え、輸出増加につながったと説明したという。
この結果、韓国の経常収支は33カ月連続の黒字となり、00年代以降では歴代2位となる長期黒字となった。商品収支は151億7000万ドル(約2兆4000億円)の黒字で、前年同月(33億5000万ドル=約5300億円)に比べ約3.5倍に増加。月間ベースでは歴代3位の規模となった。1月の輸出は655億1000万ドル(約10兆3200億円)で、前年同月(約504億1000万ドル=約7兆9500億円)より30.0%増加した。
品目別ではIT分野が78.5%増となり、特に半導体(102.5%増)、無線通信機器(89.7%増)、コンピューター周辺機器(82.4%増)が大きく伸びた。IT以外でも乗用車(19.0%増)、機械類・精密機器(11.3%増)、鉄鋼製品(9.3%増)、化学製品(6.0%増)などが増加した。地域別では東南アジア(59.9%増)、中国(46.8%増)、米国(29.4%増)向けの輸出が伸びた一方、日本向けは4.9%減少した。
また、1月の輸入は503億4000万ドル(約7兆9400億円)で、前年同月に比べて7.0%増となった。
これについて韓国のネットユーザーからは「やはり半導体が韓国経済の柱だ」「IT産業が強い限り韓国経済はまだ大丈夫」「輸出が増えているのはいいニュースだ」「半導体がまた回復してきた」といった声が上がった。
一方で、「旅行収支の赤字が大きいのは問題だと思う」「日本向け輸出が減ったのが気になる」「33カ月連続黒字はすごいけど、体感景気は良くない」「結局、半導体次第の経済構造は変わっていない」「半導体以外も育てないとどうにもならない」「今年の輸出がこのまま伸びるかがポイントだろう」といった声も見られた。(翻訳・編集/樋口)











