広東省広州市黄埔区にある小鵬匯天(略称「匯天」)の空飛ぶクルマ量産工場で5日、「陸上空母」飛行体5機がラインオフし、複数機による試験飛行も実施された。これは匯天が空飛ぶクルマ分野で持つ量産製造能力を検証しただけでなく、低空移動製品が研究開発・検証段階から商業量産の準備段階へと進みつつあることを示している。

中国新聞社が伝えた。

匯天空飛ぶクルマ量産工場の建築面積は約12万平方メートルで、主に「陸上空母」飛行体の生産に用いられ、現代的なライン生産方式を採用した世界初の空飛ぶクルマ量産工場でもある。フル稼働時には30分ごとに1機の飛行体がラインオフする。自動車産業のライン生産方式を航空分野に先駆的に導入することで規模化、効率化、品質の均一化において大きな飛躍を実現した。

特筆すべきは、匯天と広州城投集団などが「1+1+N」モデルで共同建設した広州海心沙全空間スマート体験センター(海心沙テクノロジー・アイランド)も同日、低空飛行シナリオの共同模索を開始し、「生産ライン」から「実環境飛行」への重要な一歩を踏み出したことだ。

海心沙テクノロジー・アイランドの専用離着陸ポイントで、「陸上空母」は自動分離プロセスを完了した後、匯天のパイロットの操縦によりゆっくりと離陸した。海心沙体験センターの周囲を周回飛行し、有人飛行シナリオの検証を完了した。これは海心沙テクノロジー・アイランドが低空経済(低空域飛行活動による経済形態)シナリオのモデルケースとして実施した初の実環境有人飛行検証でもある。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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