2026年3月8日、中国のポータルサイト・捜狐に「『呪術廻戦』第3期が中国アニメの盗作と疑われるも真相が判明」とした記事が掲載された。
記事はまず、「アニメ業界において、盗作問題は決して珍しいものではない。
その上で、「現在放送中の『呪術廻戦』第3期アニメが、まさにこの問題に直面したのである。問題となったのは、第9話に登場したあるアクションシーンだ。流れるような動作と迫力ある映像表現によって中国の視聴者からは大いに好評を得ただけでなく、海外のネットユーザーの間でも話題になった。しかし、その後ある視聴者が、この戦闘シーンが中国アニメ『スーパーキューブ』に登場する戦闘シーンと非常によく似ていることを指摘した。動作のつながり、カメラアングル、テンポの取り方に至るまで、高い類似性が見られるというのである」と紹介した。
そして、「ネット上に公開された比較動画を見ると、確かに両者の戦闘シーンは驚くほど似ている。キャラクターの攻撃姿勢や回避動作、カットの切り替え方など、ぱっと見ではほとんど違いがないように見えるため『盗作が確定したのではないか』との印象を抱くのも無理はない。しかし、両作品の制作スタッフのクレジットをよく確認すると、重要な事実が明らかになる。実はこの二つの戦闘シーンはいずれも同じアニメーターによるもので、どちらも中国出身の原画アニメーター『廿41』によって描かれていたのであった」と述べた。
記事は、「廿41は、中国の新世代アクション原画アニメーターの中でも屈指の実力者として知られており、その実力によって海外の制作現場でも活躍する代表的な人物である。長尺の戦闘シーンでも強い視覚的インパクトを保ちながら、同時に物語の流れを分かりやすく伝えることにたけており、長時間のアクションにありがちな視覚的な疲労をうまく回避している。今回の二つの戦闘シーンが似て見えるのも、同一のアニメーターによる作品であるためであり、ある意味では彼の個人的な作風とも言える」と論じた。
そして、「アニメ業界では、第3者の著作権を侵害しない限り、アニメーターが自分のスタイルを継続したり、完成度の高い動作設計を再利用したりすることは珍しくない。そもそも『呪術廻戦』のような日本のトップクラスのアニメ作品は、すでに国際的な制作体制を確立している。中国の優秀な原画アニメーターも多く参加しており、重要なエピソードや見せ場のシーンを担当することも少なくない。結局のところ、今回のいわゆる『盗作騒動』は情報不足によって生まれた誤解にすぎなかった。むしろ中国の新世代アニメーターの実力を示す好例となったのである」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)











