中国の研究者が主導する最新の解析により、月面のボーデ谷地域に存在する5種類の独特な地形が発見されました。チームは将来有人月面着陸計画での着陸地点の候補地を提言しました。
この重要な惑星科学研究は、中国地質大学(武漢)地球・惑星科学学院の黄俊教授と肖龍教授らが中国内外の研究機関と協力して実施したもので、研究成果は北京時間3月10日未明に国際専門学術誌である「ネイチャー・アストロノミー」(オンライン版)に掲載されました。
研究チームは、月周回軌道衛星が取得した多くの高解像度画像および地形測量データを用いてボーデ谷周辺を詳細に調査し、将来の有人月面着陸の可能性を評価しました。調査の結果、暗色の火山性砕屑物層、「熱の入り江」と呼ばれる玄武岩質の平原、2つの独立した谷(月の火山活動や地殻変動によってできた細長い谷状地形)及び周囲の高地という5つの異なる地質領域を識別しました。
研究チームはこの分析に基づき、有人月面着陸の候補地点4カ所を提案しました。宇宙飛行士はこれらの地点のいずれかに降り立ち、火山性砕屑物、月の海の玄武岩、高トリウム領域、衝撃堆積物など、それぞれの地点に存在する多様な地質構造に安全に到達することが可能です。(提供/CGTN Japanese)











