湖北省にある武漢大学の楓園食堂で販売されている4元(約90円)の「徹夜ドリンク」が予想外の人気となっている。同食堂の責任者は「毎日100~150キロ煎じている。
徹夜ドリンクは葛根やユリ、クコ、黄精、クワの実、カンゾウといった医食同源の生薬を煎じて作られており、さっぱりとした口当たりで、糖分などは加えられていない。
同責任者はレシピについて、「食堂スタッフの中医学従事者の親族が考案したもので、まず少量作って試飲したところ、『とてもすっきりする』と感じたので、小規模に販売することにした」と説明した。
学生の関心を集めている薬性や安全性については、「各原料と水の比率は現時点では固定されているものの、レシピはまだ模索中で、今後はフィードバックに基づいて随時調整していく」とした。
徹夜ドリンクというのはどれほど信頼できる商品なのだろうか?重慶市婦幼保健院・中医学科の尚平(シャン・ピン)主治医は、「徹夜ドリンクに使われている6種類の生薬からして、体に潤いを与える働きをする津液などを補充し、血を養い、上った熱を下げる」と分析し、学生の「薬性が相いれない原料があるのでは」という心配については「矛盾はなく、合理的な組み合わせ」との見方を示した。
ただ、組み合わせが合理的だからといって、全ての人に適しているという訳ではない。尚主治医は「徹夜ドリンクは頻繁に夜更かししたり、脳や目を酷使している人、口や目に渇きを感じている人、イライラを感じている人などに適している。しかし、胃腸が冷えやすい人や下痢になりやすい人、腹部にガスがたまりやすい人、冷えに弱い人、口腔や消化器系に炎症がある人、風邪をひいて発熱している人、妊婦、授乳期の女性、体内の水分代謝がうまくいっておらず、舌苔が分厚く、むくみやすい人は飲まない方がいい。こうした体質の人が飲むと下痢や腹部にガスがたまりやすくなる。また、風邪をひいている時に飲むと、治りにくくなる可能性がある」と注意を呼び掛けた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











