中国のSNS・小紅書(RED)に「日本の観光客に対する態度」との投稿があり、反響を呼んでいる。

カナダ在住の投稿者の女性は「3年連続で日本を(レンタカーで)ドライブ旅行しているが、今年は日本人の観光客に対する態度が悪化していることを明らかに感じる」とし、6つの具体例を紹介した。

1つ目は箱根の海鮮ビュッフェを訪れた時のことで、「入店すると先に料金の支払いを求められたが、席に着いた後で周囲を観察すると、日本人客はみんな食後に支払っていた。食後はルールに従ってごみの分別を行い、トレーや食器も返却したが、同行者に高齢者がいて動きが遅かったことでにらまれた」とした。

2つ目は富士山付近の観光地の女子トイレでのことで、「年配の男性(清掃員?)が女子トイレに入ってきて、利用者が用を足した後に便座のふたを閉めているかどうかを確認していた。きちんと閉めていないと日本語で怒鳴られ、その時は警察に通報しようかと思った」と説明した。

3つ目は温泉旅館でのことで、「部屋の洗面台から水漏れしていたのでフロントに対応を求めたところ、担当者は笑顔で『すぐに修理に行きます』といったが、その後まったく姿を現さずにどこかへ行ってしまった」とした。

4つ目は車を運転中のことで、「車線変更をする車に譲ってあげた。以前なら相手はたいていハザードランプをつけて感謝を示してくれたが、今回はほとんどなかった」と振り返った。

5つ目はレストランやフードコートなどでのことで、「私たちが食事をしていると周りの日本人たちはすぐに席を離れていった。私たちは静かにしていたし、話す声も小さかったが、彼らは外国人観光客を避けているようだった」とした。

6つ目は大阪の店で買い物した時のことで、「同僚(白人とアジア系の夫婦)が会計をする際、年配女性店員がわざと計算を間違え、5000円以上少なくお釣りを渡した。同僚が抗議したが相手は聞き取れないふりをして、結局返さなかった」と主張した。

女性は一方で、利用した日本航空(JAL)については「サービスや機内食はエア・カナダより100倍良い」と称賛している。

中国のネットユーザーからは「同意。私は過去6年間に4回日本に行き、直近は2025年だったけど、以前とは雰囲気がまるで違っていた。『来るな』って感じがひしひしと伝わってきた」「日本人の中国人観光客に対する態度は急激に悪化している」「中国人だけじゃなく外国人全体への印象が悪化している。日本人は外国人が金を持っていることに嫉妬しているのだろう」「高市政権が排外主義だからだ」「日本で20年生活してるけど、最近の(外国人観光客への)態度は本当にひどく、排外感情が深刻」「店員の気分次第。でも、中国語を聞かれたら100%態度は悪くなる」といった声が上がった。

また、「正直言って私が日本人でも精神が崩壊する。給料は長年上がらず、円安続きで観光客が大量に流入。自分の生活水準は下がる一方なのに(観光客に)ペコペコしないといけない。見てるだけで疲れる」「外国人に対してだけじゃなくて、(日本の)全体の雰囲気がイラついているような感じがする。円安が続いて物価が高騰する一方、給料は上がらない。理由は分からないけど、特に年配の人がイライラしている感じがする」「最近の日本はサービスの質が落ちていて、良い接客をするのはむしろ外国人の店員だったりする。近年、外国人観光客が多すぎて日本人の『暗黙の社会ルール』を破壊してしまったから歓迎されないんだと思う」といった意見も。

一方で、「そんなことないでしょ。北海道から帰ってきたばかりだけど、日本人はみんなとても親切だった。テーブルが同じになった日本人の3人家族は、私たちに食べ方を教えてくれた」「あなた(投稿者)が言ったことは、日本で生活して十数年の私は全く遭遇したことはないけどね」「先に行った人のマナーが悪いから、後に行く人たちに迷惑がかかる」「日本人の態度は相手の態度がどうかによって変わるんだよ」「原因があるから結果がある」「正直言って、どんなにひどくてもほかの国と比べたら全然良い方だと思う」「日本人は特定の国の観光客を嫌っているんじゃなくて、観光客全体を嫌っているようだ。でも、もっと質が低くて、値段は高く、別途チップを取られる米国と比べれば、私はやっぱり日本旅行に行く方がいい」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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