中国メディアの環球時報によると、ブラジルのニュースポータルサイト、Brasil 247はこのほど、「中国は新たな世界的ショッピング目的地になることを望んでいる」とする記事を掲載した。

記事は、「中国はビザ(査証)なしでの入国から免税額の即時還付に至るまで旅行体験を変革している」とし、「ビザなしで上海への航空券と現地のホテルを予約でき、外国のクレジットカードで屋台での食事の支払いを済ませ、商業施設で買い物をした後すぐに免税額の還付を受けられる。

これらすべてが48時間以内に行われることを想像してみてほしい。スペイン人旅行者のマリアさんにとって、この経験はすでに現実のものとなっている」と伝えた。

そして、2年間で3度目の中国旅行の準備をしているマリアさんの話として「以前は中国への旅行は難しく思えた。でも今はパリや東京で買い物をするよりも簡単で、ここで見つかる商品はどれもユニークだ」と伝えた。

記事は、中国が2030年までの5カ年計画で、この国を世界的なショッピングの拠点に変える計画であることに触れた。そして「外国人旅行者にとって障害の一つとなっていた決済システムが整備された。ほとんどの商業施設で外国のクレジットカードが問題なく利用できるだけでなく、アリペイやウィーチャットペイなどのモバイルアプリを使えば、中国語が話せなくても、現地の電話番号や居住証明書類を持っていなくても、2分以内に国際キャッシュカードを登録できる」と伝えた。

また、「先進的なテクノロジーに加え、無形文化遺産を表現した製品も人気を集めている」とし、ロシア人観光客のイワンさんが完成までに3カ月かかった翡翠の彫刻の前で「これは単なる物ではない。中国の歴史の一部なのだ」と語ったことや、メキシコ人ブロガーのソフィアさんが「中国の古い物と新しい物の融合は病みつきになる。伝統的な扇風機とスマートウオッチを購入した。どちらも今の中国を物語っている」と語ったことを紹介した。

記事は、「以前は中国は一生に一度は訪れたい場所だった。

今は毎年必ず訪れたい場所になった。ショッピングも素晴らしいが、一番の魅力は、温かく迎え入れられているという感覚だ」というマリアさんの話を紹介し、「中国というこの新たな世界的ショッピングスポットは、単にビジネスのためだけに開放されているのではない。商業観光の定義も変わりつつある。体験が増え、1回限りの訪問が減り、関係はより長続きするのだ」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

編集部おすすめ