中国が開発した新薬による海外特許権譲渡の2025年の取引総額は1300億ドルを上回り、世界全体の約半分を占めました。また、取引件数、取引総額、契約一時金(アップフロント)額のいずれも過去最高を記録しました。
中国の製薬企業が開発した世界初の骨髄線維症治療用の新薬がフランスのバイオ医薬大手から注目され、3月4日に総額15億3000万ドルの取引が成立しました。
中国製新薬の大規模な海外進出が相次ぎ、取引のペースも加速している一方、新たな兆候もみられます。それは単発の買い取りではなく、研究開発費用を案分し、商業化の利益を共有する新しい協力モデルが増えている点です。つまり、中国の製薬企業は単なる「技術輸出する側」から、多国籍製薬企業の「グローバルパートナー」へと変化しつつあり、ファイザー、アストラゼネカ、バイエルなどの国際的製薬大手が相次いで中国の製薬企業にアプローチしています。
これについて業界では、原材料コストの継続的な低下、製造プログラムの絶え間ない最適化、基礎研究および人材育成の着実な推進などの好条件が中国製新薬の開発成功と海外進出の加速・拡大をいっそう後押ししているとみています。
さらに、中国の今年の「政府活動報告書」でバイオ医薬が「新興基幹産業」に位置付けられたことから、中国の製薬企業は激しい国際競争の中で安定した成長を遂げ、中国発のより多くの新薬が世界中の患者にさらなる恩恵をもたらすことになると期待されています。(提供/CGTN Japanese)











