中国の茶系飲料チェーン「覇王茶姫」がこのほど、2026年第2四半期に韓国1号店を開業すると発表しました。韓国は同社にとって8番目の海外市場となります。
1号店はソウルの主要ビジネスエリアである江南(カンナム)に出店する予定です。さらに、同社は同時期に2店舗を追加出店する計画で、ソウル・龍山(ヨンサン)の商業施設「アイパークモール」と、学生街の新村(シンチョン)を候補地としています。
同社は2017年に雲南省で設立されました。海外展開は2019年、マレーシアの首都クアラルンプールに初の海外店舗を開いたのが始まりで、その後シンガポールやタイに進出しました。さらに2025年にはインドネシア、米国、ベトナム、フィリピンへと事業を拡大しています。
2025年9月末時点で海外店舗数は262店舗に達しました。内訳はマレーシア196店舗、シンガポール22店舗、インドネシア17店舗、タイ14店舗、ベトナム8店舗、フィリピン3店舗、米国2店舗で、同年10月にはマレーシアの店舗数が200店舗を突破しました。
海外市場は同社の新たな成長エンジンとなりつつあります。2025年第3四半期の決算によると、海外事業のGMV(流通取引総額)は3億元(約70億円)を超え、全体の3.8%を占めました。前年同期比では2四半期連続で75%以上増加し、前期比でも27.7%の伸びを示しました。
韓国市場にはすでに中国の茶系飲料ブランドが相次いで参入しています。調査会社のデータによると、韓国の茶市場規模は2020年の1兆1000億ウォン(約1180億円)から2024年には1兆5800億ウォン(約1700億円)へ拡大し、4年間で約44%成長しました。
一方、中国国内の茶系飲料市場は急成長を経て、現在は飽和に近づきつつあります。このため、多くのブランドにとって海外展開は重要な戦略となっており、韓国を含む海外市場での競争は今後さらに激しくなるとみられます。(提供/CGTN Japanese)











