春の訪れとともに、中国四川省雅安市では春茶の収穫シーズンが始まりました。気温の上昇に伴い、各地の茶園では新芽が次々と顔を出し、茶農家たちは一年で最も忙しい「春茶の季節」を迎えています。
雅安市の鮮葉取引市場では、市場の門が開くと同時に、背負い籠を担いだ茶農家たちが続々と集まり、早朝に摘み取ったばかりの新鮮な茶葉を持ち込みます。取引エリアでは人々が行き交い、茶農家が茶葉の重さを量りながら価格交渉を行う一方、各地から訪れた茶商たちも良質な茶葉を求めて活発に買い付けを行っています。
特に人気が高いのは「明前茶」です。これは清明節(例年4月上旬)前に摘まれる茶葉で、芽が細く柔らかく、香りや味わいが優れていることから市場で高く評価されています。
中国は古くから茶文化が根付く国で、四川省は重要な茶産地の一つです。雅安は中国茶の歴史の中でも名高い産地として知られています。
春茶の本格的な出荷に伴い、雅安では茶葉の摘み取り、買い付け、加工、販売といった産業チェーンが活発化しています。茶産業は地域経済の重要な柱となっており、茶農家の収入増加にもつながっています。(提供/CGTN Japanese)











