中国の多くの地域では最近、航空券やホテル料金の下落に伴い、ピークを外した時期に出掛ける「オフピーク旅行」の人気が高まっています。

中国北東部に位置する遼寧省大連市の多くの旅行会社によると、3月に入り航空券やホテル価格が下がったことに伴い、団体ツアーの価格も顕著に下がり、業務量が増え続けているとのことです。

春節(旧正月、今年は2月17日)の大型連休期間中とは異なり、オフピーク旅行を予約した主力は、時間に余裕のある「シルバー世代」となっています。暖かい春を迎え、満開の花を観賞できる風光明媚(めいび)な長江以南地域の観光コースは、北東部の人々にとって特に人気が高いとのことです。

また、シルバー世代の旅行の楽しみ方も変わりつつあり、駆け足観光よりも、1カ所にとどまるディープな旅を追求しています。こうした顧客の要望に応えるため、旅行会社が設計したツアーも観光地の数ではなく、地域文化の「日常的」な体験を増やすよう工夫しています。

春節が過ぎた後、中国南部海南省の三亜には、オフピーク旅行を楽しむ多くの観光客が訪れ、コストパフォーマンスの高い島の旅を満喫しています。

ある旅行プラットフォームのデータによると、春節以降、北京や上海などの主要都市から海南三亜行きの航空券価格は60%以上値下がりしました。オフピーク旅行を楽しむ観光客を迎え、現地のホテルも比較的高い客室稼働率を維持しています。多くのホテルは、オフピーク旅行を対象とする宿泊コースや親子体験プログラムを打ち出し、観光客を引き付けています。(提供/CGTN Japanese)

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