2026年3月13日、中国メディアの新週刊は、ガソリン価格の連続高騰を受けて「ガソリン車対電気自動車(EV)」の議論を白熱させるのは短絡的と指摘する記事を掲載した。
記事は、中東情勢の影響を受けて中国国内のガソリン・ディーゼル価格の定期的な調整で4回連続で引き上げ判断となり、92号ガソリンが1リットルあたり0.55元、95号ガソリンが同0.58元上昇したと紹介。
その上で、ガソリン車オーナーが燃料費の高騰に苦しんでいるものの、EVオーナーもバッテリーコストの上昇に頭を悩ませていることから、安易に「EVの方が有利」とは言えないとの見方を示している。
また、EV側にも値上げの波が及んでいることに触れ、バッテリー用炭酸リチウムの価格が昨年初めの1トンあたり約7万5000元(約173万円)から今年3月には同17万1900元(約397万円)へと急騰し、奇瑞星途ET5やZeekrなど複数の中国新エネルギー車ブランドが相次いで値上げに踏み切ったと報じた。
記事はまた、ガソリン車オーナーとEVオーナーがしばしば同一人物であり、家庭内で用途に応じて使い分けているケースが多いという現実にも言及。ネット上の自動車交流コミュニティでも両者の口論は起きず、互いの節約術を共有する穏やかなやり取りが見られたと紹介した。
そして、「ガソリンか、電気かの争い」がネット上では過熱しているものの、現実の生活ではみんなガソリン代にしろ、電気代にしろ、それぞれの事情に合わせて工夫しながらやりくりしていると指摘。対立をあおる意義は薄く、それぞれのユーザーの選択を尊重すべきだと論じた。(編集・翻訳/川尻)











