仏RFIの中国語版サイトは14日、「トランプ米大統領はなぜ中国などにホルムズ海峡への軍艦派遣を期待したのか」とする記事を掲載した。

記事によると、トランプ氏は14日、自身のSNSへの投稿で、「ホルムズ海峡封鎖の影響を受ける多くの国が米国と連携し軍艦を派遣することになるだろう」とし、「中国、フランス、日本、韓国、英国、その他の国々が当該海域に艦艇を送ることを期待する」と記した。

記事は「これは多くの人にとって予想外だっただろう」と指摘。「世界の海上輸送石油の4分の1が通過する要衝のホルムズ海峡は、米国・イスラエルとイランの戦争が3週目に突入する中、イランによって完全に封鎖されている。イランからの通行許可がなければ誰も通過できない。その結果、原油価格が高騰し、現在1バレル100ドル前後で推移している。原油価格の国際指標であるブレント原油価格は、戦争勃発以来42%以上も急騰し、下がる兆しは見られない」と伝えた。

そして、トランプ氏が各国に軍艦派遣を期待したことについて、アナリストの中には「軍艦を派遣しなければ、それによって引き起こされるであろう悪い結果について、米国を非難することはできない」というトランプ氏による責任転嫁を図るための手段だとの分析もあると伝えた。

また、この戦争が長引けば長引くほど、米国におけるトランプ氏への世論は悪化し、中間選挙への影響が懸念されることから、トランプ氏が中国を含む国々に軍艦派遣を期待するのは「ある意味、トランプ氏自身の苦境を反映している」との分析もあると伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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