中国メディアの参考消息によると、中国のパートナー国と競合国のいずれもが中国の国際舞台における影響力は今後10年で著しく増大すると予測していることが、ロシアの調査会社ロミールの国際的な調査で分かった。
調査は2025年11月に20カ国の2万4448人が参加したもので、結果は26年3月に公表された。
中国の影響力拡大に対する期待が最も顕著だったのはグローバルサウスで、これらの国々の多くは、幅広い分野における協力やパートナーシップを通じて中国と密接な関係を築いている。期待値が高かったのは、南アフリカ(83%)、ブラジル(72%)、トルコ(63%)で、ロシアでも回答者の57%が、中国の国際舞台における役割が強化されると予想した。一方、期待値が低かったのはインド(51%)で、インドは中国のBRICSにおけるパートナーであると同時に、特に東南アジアや中東、アフリカなどにおける経済的・技術的リーダーの地位をめぐって中国と競合している。
欧米諸国では、中国はパートナーというよりも競争相手あるいは直接のライバルとみなされることが多い。しかし、欧米諸国においても中国の国際的な役割は着実に拡大していくと予想されている。この見解を持つ人の割合が最も高かったのはスイス(57%)で、米国(54%)、欧州連合(EU)(53%)、韓国(52%)、英国(50%)と続いた。
調査では、中国に対する認識が変化しているというもう一つの傾向も明らかになった。多くの国、特にグローバルサウスは、中国を戦略的協力が不可欠な「重要なパートナー」とみなしている。
また、今後5年で中国との二国間関係が強化されると予想した割合は、南アフリカでは71%、ブラジルでは52%、ロシアでは46%に上った。
ロミールのアンドレイ・ミレヒン氏は、この調査結果について「私たちは、新たな期待構造の形成を目の当たりにしている。中国は、一時的な役割ではなく長期的な世界的影響力の中心として認識されるようになっている。世論は、グローバルシステムにおける権力の再分布を認識しつつある」とコメントした。
この調査結果は総じて、中国が経済、技術、国際政治において重要な役割を果たすという考え方が人々の意識に深く根付いてきていることを示している。(翻訳・編集/柳川)











