中国メディアの工人日報によると、新疆ウイグル自治区のアルタイ地区で人をかんだキツネがスキー場の従業員によって殺されたとする情報がインターネット上で拡散したことを受け、地元当局が14日、声明を発表した。

声明によると、地元当局が調査チームを立ち上げて、吉克普林スキー場の監視カメラ映像の確認や現地での聞き取りなどを行った。

事件があったのは10日で、スキー場で客を追いかけかみついたキツネに従業員が緊急対応した際の不適切な対応と装備が原因で、キツネは一時的に意識を失った。キツネは意識を取り戻した後、再び追いかけかみつく行為をしたため、捕獲してアルタイ山国有管理局傘下の管理ステーションに移送した。キツネに対し12日まで健康観察を行った結果、キツネは足に軽いけがをしているが、バイタルサインが安定し、健康状態が良好で、野生で生存できると判断して野生に放った。

当局は、不適切な対応をしたスキー場の従業員に叱責と教育を行うとともに、スキー場の管理者を呼び出して面談し、野生動物緊急対応手順の即時改善や全従業員に対する研修の実施などを求めた。

当局は、観光客や事業者に対し、野生動物に近づいたり、餌を与えたり、驚かせたりせず、突発的な状況に遭遇した際は安全な距離を保つようにし、負傷した野生動物を見かけた際は速やかに当局に通報するよう呼び掛けた。(翻訳・編集/柳川)

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