台湾メディアのETtodayは16日、野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンが敗退したことを受け、日本では動画配信サービス・Netflix(ネットフリックス)の解約ラッシュが起きているようだと報じた。

15日(日本時間)に米マイアミで行われたWBC準々決勝で、日本はベネズエラと対戦。

大谷翔平や森下翔太のホームランなどで3回までに3点をリードするも、5回以降にベネズエラ打線の猛攻を受け、5-8で逆転負けを喫した。日本がベスト4入りを逃したのは過去6大会で初めて。

記事は、日本では今大会の放映権をネットフリックスが独占しており、地上波では放送されなかったことに言及。朝日新聞が行った日本の世論調査で、WBCが地上波で見られないことを「問題だ」と回答した人が44%、「問題ではない」と回答した人が50%だったことを紹介した。また、若い世代では「問題だ」と回答した人は2~3割と少なかったものの、スポーツ中継は地上波で放送されるという認識の強い60代以上では「問題だ」との回答が5割を超えたことも説明した。

記事は、「WBCの独占放送でネットフリックスへのアクセスが300万人増になった」との日本経済新聞の報道に言及しつつ、侍ジャパンの敗退後には日本のX(旧ツイッター)上で「ネトフリ解約」「Netflix解約」などがトレンド入りしたと指摘。一方で、SNS上では「解約前に見るべき作品リスト」が出回っており、2024年のドラマ「地面師たち」や25年の草彅剛主演の映画「新幹線大爆破」が、思わぬ形で再び人気ランキングに浮上したとも伝えた。

その上で、ネットフリックスは4月2日に「九条の大罪」、同27日には「地獄に堕ちるわよ」と、1カ月に独占新作ドラマを2本投入する異例の策を講じているとし、「(WBCの)独占配信戦略が最終的に損失となるのか、それとも契約者の純増につながるのか、今後半年が重要な分かれ目になりそうだ」と論じた。(翻訳・編集/北田)

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