中国税関総署はこのほど公告を発表し、中国の越境ECによる海外販売を促進するため、2026年4月1日より、全国各地の税関で「越境EC小売輸出商品の税関地域をまたいだ返品制度」を本格的に導入すると明らかにしました。
越境EC小売輸出商品(税関監督管理コード:9610)の税関地域をまたいだ返品とは、中国の越境EC企業が輸出した商品が海外で返品された場合、これまでのように「該当商品が輸出された際に通関処理が行われた税関に返送する」必要はなく、中国国内のどの税関でも返品・再輸入の手続きが可能となる新たな監督管理モデルです。
今回の制度は、適用対象が越境EC小売輸出商品に限定されており、「9610モデル」と呼ばれています。
近年、越境ECは国際貿易における新業態として急成長を遂げ、中国の対外貿易拡大をけん引する重要なエンジンとなっています。中国税関総署は、今回の地域をまたいだ返品制度の導入により、従来の返品プロセスにおいて悩まされてきた「返品が難しい」「コストが高い」「時間がかかる」といった課題を解決し、企業により効率的かつ経済的な返品物流ルートを提供できると説明しています。これにより、消費者のショッピングの利便性が向上し、企業の国際競争力強化にもつながると期待されています。(提供/CGTN Japanese)











