台湾メディアの中時新聞網は16日、野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準々決勝で日本が敗退した原因について米メディアの指摘を紹介した。

15日(日本時間)に米マイアミで行われたWBC準々決勝で、日本はベネズエラと対戦し、5-8で逆転負けを喫した。

日本がベスト4入りを逃したのは過去6大会で初めて。

中時新聞網の記事は「野球界を震撼させたこの敗戦について、米メディアのニューヨーク・ポストは一切情けをかけず、痛烈に批判する記事を掲載した」と伝えた。

ニューヨーク・ポストは、「日本は世界の潮流に追随するため、かつて名声を得た緻密な守備やスモールベースボールを捨て、大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚といった米国でプレーするスター選手を中心にチームを構築したが、結果的には『物まね』に終わった」と指摘した。

また、「日本が痛恨の逆転負けを喫したのは単なる不運ではなく、チーム作りの哲学そのものに問題がある。日本は戦術の現代化を追求する過程で長打力を過度に重視し、日本野球が本来最も強みとしてきた基盤とも言える堅固な守備と戦術遂行能力を逆に軽視してしまった」とも言及した。

さらに、「日本は次の大会までに、自分たちがどのようなチームになりたいのかを決めなければならない。ベネズエラとの対戦では、彼らはまったく『日本野球』をしていなかった」と指摘し、「日本はメジャーリーガーを多く擁するチームと火力で張り合おうとしたが、攻撃重視、守備軽視という変化によって、南米の長打力を誇る打線を前に対応に窮した」と伝えた。

同記事は、日本が伝統的なプレースタイルから離れた代償として、チーム史上初めてWBCでベスト4進出を逃すという結果になったと指摘している。(翻訳・編集/北田)

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