台湾メディアの中時新聞網は18日、2月の訪日中国人客が大幅に減少したことを伝えた。

記事は、「中国と日本は昨年11月以降、関係が緊張しており、中国側は各種の禁止措置や宣伝を打ち出して、国民に対して訪日旅行を控えるよう呼び掛けている」と説明した。

日本政府観光局(JNTO)が18日に発表したデータでは、訪日中国人は39万6400人となり、前年より32万6500人減少し、減少幅は45.2%となった。

一方で、台湾で「日本旅行の達人」と呼ばれる元台湾大学感染症科医の林氏璧氏は、「昨年の春節は1月、今年の春節は2月にあたるため、1月と2月のデータを合わせて見る方がより正確だ」と指摘。今年1月と2月の訪日中国人は計約78万人で、前年同期の約170万人と比べて約92万人、割合にして54%あまり減少したと述べた。

その上で、今年1月と2月の訪日台湾人は計138万8100人で前年同期より28万人増えた(26%増)こと、訪日韓国人は計226万2400人で同約45万人増えた(24.7%増)ことに言及。「中国人は92万人減少したが、台湾人と韓国人が73万人を埋めた」としたほか、「その他の国からの訪日客も増えたことでトータルでは704万人から706万人へと、むしろ増加した」と説明した。

同氏は「中国の不可抗力的な(訪日客減少の)要因は短期的にはあまり変わらないだろう」とし、「為替レートが低い(円安の)今のうちに、日本のこの穴を引き続き埋めていこう」と呼び掛けた。

この投稿に、台湾のネットユーザーからは「東京・福岡・大阪に行ってきたけど、かなり快適だった」「中国人観光客に遭遇することのない日本は本当に素晴らしい。お願いだからこのままで」「先週名古屋に行ったけど、台湾人が多かったな」「私は今日、(日本から)台湾に帰るよ。はは」「2月の旧正月に大阪に行った。4月は東京に桜を見に行く。それから8月と10月、年越しにも日本に行くつもり」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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