ちょうど集中的に出回る季節を迎えているブルーベリー。ここのところ、その価格が大幅に低下したことが、市場の注目を集めている。
広東省深セン市の大型チェーンスーパーの果物売り場では、最も目立つ場所にブルーベリーが並べられていた。3月に入ってからブルーベリーの価格は目に見えて低下し、最大で30%以上も値下がりし、多くの消費者が買い求めるようになった。
同市にあるスーパーの王為民(ワン・ウェイミン)店長は、「例年だと、250グラムパックが高い時は30元(約690円)に迫ったが、今は19.9元(約460円)だ。前年同期に比べて売り上げは20%増加した」と説明した。
値ごろ感が出てきたことから、ブルーベリーのオンライン販売も盛況だ。雲南省澄江市のブルーベリー栽培拠点では、ECのライブ配信パーソナリティーが自分で育てたブルーベリーのライブコマースを行っていた。価格低下により、例年は小さなパックで販売していた雲南特産の「花香ブルーベリー」は、今年からライブ配信を通じた500グラム単位での箱売りが始まったという。
業界関係者は、「今年のブルーベリー価格低下には、短期的な要因もあれば、長期的な趨勢もある。短期的には、雲南省の晴天続きの天候がちょうどブルーベリーの熟す時期と重なり、集中的に市場に出回るようになったことがある。これに春節(旧正月、今年は2月17日)連休期間(2月15~23日)の労働力不足と収穫の遅れが加わって、春節が終わった後で在庫が積み上がることになった」との見方を示した。
長期的には、中国のブルーベリー供給サイドが供給量を増やし続けていることがある。











