中国メディアの人民日報によると、広東省広州市の公安局は21日、張維平(ジャン・ウェイピン)らによる子どもの誘拐・売り飛ばし事件の重要な容疑者である「梅姨」こと謝(シエ)が逮捕されたことを明らかにした。

2003年9月から05年12月にかけて広州市増城区などで複数の子どもが誘拐されたことを受け、公安部と広東省公安庁は同事件を「督弁案件」として省・市・区三級の公安機関による合同捜査班を設置して捜査を進め、16年に主犯の張ら5人を逮捕した。

張は容疑を認めるとともに、誘拐した子どもを梅姨を通じて売り飛ばしていたと供述した。

捜査班は、被害者の家族や社会各界と協力して誘拐された子どもの捜索と救出に取り組み、19年から24年にかけて全員を家族と再会させることに成功した。張らに対する死刑は23年4月に執行された。しかし梅姨をめぐってはその正体など重要な情報が不足していた。

捜査班による長年にわたる聞き込みや似顔絵の公開、広範な情報提供の呼び掛けなどの結果、25年に梅姨の特徴と酷似する女の謝が見つかり、謝が梅姨であることが確認された。謝は子どもの売り飛ばしを認めているという。(翻訳・編集/柳川)

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