2026年3月30日、環球時報はシンガポール紙ストレーツ・タイムズの記事を引用し、「今こそ『メード・イン・チャイナ』を再考すべき時だ」と伝えた。

記事は、筆者がスイス製カーボンホイールの破損をきっかけに中国ブランドを試したところ、欧米ブランドの半額以下で同等以上の性能を持つ製品を手に入れたという実体験を紹介。

かつて「安価で低品質、安全性にも欠ける」とされた中国製品のイメージは変わりつつあると指摘した。

また、その背景として、中国当局による規制強化と、豊かになった中国の消費者がより高い品質を求めるようになったことを挙げた。

そして、上海在住のシンガポール人起業家ケン・ゴー氏が24年に福建省で高級カーボンホイールの生産を開始したことを紹介。カーボンホイールは年間1500~2000セットを販売し、その大半が海外顧客に購入されているとした上で、同氏が「欧米の高価格は人件費による非効率の表れだ。今、より安く、より速く、より優れた挑戦者が現れた」と語ったことを伝えた。

さらに、中国の自動車メーカーBYDがシンガポールで25年の販売台数首位となった事例にも触れ、中国製品がバリューチェーンを上昇している現状を指摘。ユーロモニター・インターナショナルの25年報告書が「新しい『メード・イン・チャイナ』はもはや単なる『安くて良いもの』ではなく、イノベーションや文化的影響力と結びついている」と分析したことを紹介した。(編集・翻訳/川尻)

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