中国科学技術協会と北京市政府が共催する2026中国SF大会が27日午前、首鋼園で開幕した。開幕式では、中国科学普及研究所が「2026中国SF産業報告」を発表した。

中国の25年のSF産業の総売上高は1261億元(約2兆9000億円)に達し、3年連続で1000億元の大台を突破した。中国のSF産業は質の高い発展の新たな段階へと着実に歩みを進めている。人民網が伝えた。

報告は、SF読書、SF映像、SFゲーム、SF関連グッズ、SF文化観光の5つの中核分野を網羅し、中国のSF産業の年間発展の特徴と今後の動向を重点的に分析している。

報告によると、SF読書産業の年間売上高は51億9000万元で、8年連続の成長を実現し、SFネット文学がデジタル読書の主要な成長エンジンとなっている。SF映像産業の年間売上高は前年比21.6%増の81億6000万元で、国産SFドラマやアニメの影響力が持続的に向上し、AIGCによるショート動画が急速に台頭している。

ゲーム産業の年間売上高は779億1000万元に達し、国産SFゲームは海外市場で際立った成果を示した。SF関連グッズ産業の年間売上高は同179.4%増の70億7000万元に急成長し、オリジナルIPが市場の中核的な原動力となっているほか、AI玩具などの新たな形態の製品が市場に新たな活力をもたらした。

SF文化観光産業の年間売上高は同13.8%増の277億7000万元だった。テーマパークが中核的収益を担い、中国オリジナルのアトラクションが増加し続けている。さらに、VR大空間、没入型展示、イマーシブ・エンターテインメントなどの新たなシーンが体験の可能性をさらに広げている。

また、今年の報告では新たに二つの観察指標が追加された。

SF関連技術・設備の年間売上高は247億4000万元に達し、デジタルコンテンツ制作技術を主体とし、AIを牽引力とし、没入型体験を特色とする異分野融合の応用構造が形成された。さらに、中国SFの年間検索関心度は同203.3%増と急増し、社会現象を巻き起こすIPの海外視聴者層も拡大を続けている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

編集部おすすめ