中国メディアの環球時報によると、カナダメディアのCBCはこのほど、カナダが中国製電気自動車(EV)の導入に向けて準備を進めているとする記事を掲載した。
記事はまず、「上海の南に位置する寧波の工場では、数百台のロボットがうなりを上げ、長いアームを巧みに動かしながら、注文に応じてさまざまなモデルのEVを溶接している。
記事によると、ここは、自動化が徹底されているため照明をつけなくても作業が完了する「ダークファクトリー」と呼ばれるもので、ロボットたちは一定のリズムで絶え間なく稼働し、年間約30万台の自動車を生産している。約1600人の従業員のほとんどはロボットのメンテナンスや品質管理に従事している。この工場は、中国全土で開発が進められている広範なEVエコシステムとともに、将来的に北米にも波及する可能性のある自動車産業の大規模な変革を垣間見せてくれる。
カナダは今年初めに締結した貿易協定に基づき、中国製EVに市場を開放するとともに、こうした中国発の革新的な技術が参入する余地も残している。カナダにおけるEVの普及とインフラ整備の促進という点で大きなメリットがある。カーニー首相は「中国のEV分野における強みは否定できない」とし、「カナダが独自の競争力のあるEV分野を構築するためには、革新的なパートナーから学ぶ必要がある」と述べた。
カナダの自動車市場は3月1日に中国製EVに正式に開放されたが、カナダ国民が中国製のより安価なモデルを購入できるようになるまでにはしばらく時間がかかる。輸出業者は、比較的少ない4万9000台の割当枠の中で、より高価なモデルを優先する可能性が高いからだ。中国の業界関係者によると、カナダ市場への参入は一種の試金石となる。なぜなら、カナダへの参入が認められれば、その車両が世界で最も厳しい規制基準を満たしていることが証明されるからだ。カナダで成功すれば、これまで参入が困難だった国の市場においても自動車販売が容易になる。











