中国ではすでに、世界最大規模の農業気象観測網が構築されました。観測網は人工衛星や航空機、無人機、地上設備を活用した協同モニタリングモデルであり、最先端の技術を駆使して中国の食糧安全を支えるだけでなく、独自の技術体系によるスマート農業発展の「デジタルエンジン」です。
中国各地は現在、次々に春の耕作と作付けの時期を迎えつつあります。食糧収穫量で全国の上位を占める中国中部の河南省では、河南省気象科学研究所が48セットの生物季節観測システムのモニタリングデータに基づき、葉緑素の含有量など重要な成長指標による逆解析作業を展開し、小麦の成長状況についての「見える化、識別明確化、判断精密化」を実現しています。同時に、衛星や無人機で得られたデータに基づき、全省の小麦の成長状況について解像度10メートルのモニタリングを提供することが可能です。
中国南部の米作地区では、観測を通じて、過去3年間には早稲の苗の立ち枯れ率が20%低下し、育苗コストが10%以上低下しました。
気象部門はこれまでに、有人観測所642カ所、自動観測所738カ所、特色あるサービスセンター15カ所、試験場91カ所などから成る現代化観測システムを構築し、人と機械が相互補完し、観測と試験が協同する業務運行ネットワークを形成しました。
中国はすでに人工知能(AI)、レーザー、リモートセンシングなどの最先端技術の支えによる農作物生育期に関する自動観測データを保有する世界唯一の国であり、重要データの正確度は90%以上に達しています。(提供/CGTN Japanese)











