中国では、先祖や故人への感謝や追悼を表す清明節(4月5日)を目前に、「見義勇為」の行動により尊い命を捧げた勇士たちを偲(しの)ぶ活動が行われています。「見義勇為」とは論語中の「義を見て為(な)さざるは、勇無きなり」を逆に説いた文句で、「正しいと思ったことを勇敢に実行する」ことを意味します。

中国では1988年から、警察業務を担当する公安部や中華見義勇為基金会などの共催による「全国見義勇為英雄模範」の表彰活動が行われてきました。2022年9月からは、四半期ごとに「見義勇為勇士」の認定と公表も行われています。

法務や治安機関を統括する中国共産党の最高指導機関である「中国共産党中央委員会政法委員会」(以下「中央政法委」)が4月2日に明らかにしたところでは、これまでに全国で「見義勇為」の表彰を受けた人は累計17万8000人以上に上りました。大衆の生命や財産を守るために尊い命を捧げた人も多く、2025年だけで96人に達しました。

中華見義勇為基金会は英雄を称え、英霊を追悼し、率先して善行に取り組む社会の気風を広めるために、そしてより高度な「平安中国」「法治中国」建設を支える精神の力を結集する目的で、2026年の清明節の前後に、「敬意をこめて追悼し、正義を崇(あが)めて勇気を継ぐ——2026年清明節『見義勇為』英烈・犠牲者への追悼キャンペーン」を中央政法委の公式ウェブサイトの「中国長安網」およびSNSのウィーチャットの公式アカウントの「長安剣」を通じて展開しています。このキャンペーンの専用ページでは、英雄たちの功績を偲び、オンライン方式で献花することで、深い哀悼の意を表すことができます。(提供/CGTN Japanese)

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