台湾メディアのETtodayは2日、台湾の日本料理店で料理人が酩酊状態でぐちゃぐちゃのすしを客に出すなどの問題行動があったとして、利用者が不満を訴えていると伝えた。

記事によると、問題の日本料理店は台北市中山区にある。

1人当たりの予算が4500台湾ドル(約2万2000円)ほどの高級店で、予約も困難だという。

客の説明によると、当日店に入った直後から異変を感じた。料理人は調理中に客に対して意味不明な言葉を発したり、不快な発言を繰り返したりした。客が「料理に集中してほしい」と求めると、「怒ってるのか?」などと何度も問いただしたという。

料理人は明らかにひどく酔った状態で、調理をしながら酒を飲み続けた上に、客の酒を奪って飲むことも。包丁すらまともに握れない状態で、すしを握ろうとすればネタを落とした。客は好奇心からこの長時間こね回されたすしを口に入れたというが、酸味や塩味が強く、食感もねばねばとして吐き気を催したという。

見かねた女性スタッフが調理を引き継いだが、その女性も手袋を交換せずにそのまま寿司を握っていた。ほかにも、酢飯が入った桶がかびていたり、料理人が調理をしながら髪の毛などに触れていたり、食材の容器を客が使う皿の上に直に置いたりしていたといい、客は「衛生管理意識はゼロに等しい」「非常に失望し憤りを感じた」と評した。

この件について台北市衛生局は「食品良好衛生規範に基づき、食品従事者は作業場所で飲食してはならず、食品を扱う前には手を徹底的に洗浄・消毒する必要があり、食品を汚染するおそれのある行為も禁止されている」と説明。職員を派遣して立ち入り検査を行い、違反が確認された場合は改善命令、あるいは罰金を科す可能性があるとした。(翻訳・編集/北田)

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