「一歩足を踏み入れた時、そのすごさに驚いてしまった」。米国のブロガーのYemiさんは最近、北京市内の24時間営業の大型スパ施設を体験し、このような感想を述べた。

50ドル(約8000円)ほど払えばフルーツや飲み物、アイスクリームやポップコーンなどが食べ放題で、さまざまなスパサービスも体験できる。

Yemiさんは、「中国のスパ施設はいろいろ体験したり食事を取ったりでき、何時間でもくつろげる素敵な場所。一つの目的のために来て、終わったらすぐ帰るという場所ではない」と話す。

海外のSNSで「中国の24時間営業スパ(China 24Hours Spa)」が閲覧数獲得のカギになっている。

アイルランドのブロガーTravisLeonさんは海外の動画プラットフォームで「中国24時間営業スパ」のショート動画を発信。再生数が957万回に達した。Travisさんはその中で、「35ドル払って、四川省成都市のスパで全てのサービスを体験してみた。ここなら一晩過ごしても大抵のホテルよりも安く済み、コストパフォーマンスがものすごく高い」とコメントした。

Travisさんの動画には海外のネットユーザーからたくさんの「いいね」やコメントが寄せられた。コメント欄に「計算問題」として、「1日35ドルで計算すると、1カ月滞在してもアパートを借りるより安い」と書き込んだ人もいる。

24時間営業の「チャイナスパ」が大人気、押し寄せる外国人観光客―中国

海外のネットユーザーからは、「パスポート代や航空券代を入れても、中国のスパに6カ月滞在すればかなりの節約になる」と感嘆の声が上がる。

外国人観光客が中国のスパに大挙して訪れる現象について、北京第二外国語学院中国文化・観光産業研究院の呉麗雲(ウー・リーユン)教授は、「海外のスパやサウナと比べて、中国のスパは根本的に三つの点が異なる。

一つ目は機能の複合性だ。海外のスパ・サウナは機能が一つだけで、スパかサウナしかないが、中国のスパはグルメ、入浴、リラクゼーション、レジャーが一体になっている。二つ目はコストパフォーマンスの高さだ。100~300元(約2300~6900円)ほど出せば、入浴、グルメ、映画、スパ、カードゲームや麻雀などさまざまな体験ができ、コスパが極めて高い。三つ目は社交機能の高さだ。家族や友人と一緒に来たり集まったりでき、スパ自体が社交の場になっている」と指摘した。

美団のデータプラットフォームによると、過去約4年間にスパ産業の売上高は年々増加しており、25年はこの4年間のピークに達し、前年同期比20%以上増加した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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