第14回全国通訳コンテスト(英語)ならびに第18回多言語全国通訳コンテスト決勝大会が3月29日、北京第二外国語学院で閉幕しました。同コンテストは、中国外文局と中国翻訳協会が指導し、現代中国•世界研究院と北京第二外国語大学が主催したものです。
今回のコンテストは英語、日本語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、朝鮮(韓国)語、スペイン語、アラビア語の計8カ国語で実施されました。そのうち、日本語部門は逐次通訳と同時通訳の2部門に分かれ、それぞれ10人の選手が予選・準決勝を勝ち抜き、決勝に進出しました。選手らは同じ舞台で競い合い、正確な訳出、流れるような表現力、優れた異文化コミュニケーション能力を発揮し、日本語通訳としての専門的な素養と若々しい輝きを示しました。
また、今回のコンテストでは、従来の学生たちによる競い合いのほか、同種のコンテストとしては初の試みである「AI選手」が出場する人工知能部門が新設された点が特に注目されています。会場では、複数の企業が開発したAI同時通訳モデルが技術力の高さを競い合いました。コンテストはこのような取り組みを通じて、AI翻訳技術の標準化・規範化を促進する契機とするとともに、AI翻訳技術のさらなる向上と翻訳業界全体のレベル向上に貢献することを図っています。
日本語の学生部門では、逐次通訳と同時通訳の両方の部門でそれぞれ一等賞1名、二等賞3名、三等賞6名が選出されました。また、人工知能部門では、日→中翻訳および中→日翻訳それぞれに優勝が設けられました。激戦の末、学生部門では、天津外国語大学の王翔宇さんが日本語・逐次通訳の一等賞を受賞し、北京外国語大学の房硯清さんが日本語・同時通訳の一等賞を獲得しました。人工知能部門では、網易有道信息技術(北京)有限公司が日→中翻訳で優勝し、北京声智科技有限公司が中→日翻訳で優勝を果たしました。
同コンテストは北京科学技術委員会と中関村科技園区管理委員会の支援を受け、競技を通じて学びを促し、良き学風を受け継ぎ、切磋琢磨してより高いレベルを目指し、先人の翻訳家精神を受け継ぐ、新時代における通訳者育成を目的としています。同コンテストは人材育成機能の充実化に向けた十数年にわたる努力を経て、今や全国的な権威と影響力を誇る、代表的な通訳コンテストへと成長してきました。











