中国・北京市で行われた第5回中国青少年サッカーリーグ北京地区の男子U-10(10歳以下)の試合で、「オウンゴール合戦」が起きた。中国メディアの足球報などが10日に伝えた。
4日に行われた同大会の東城体校16橙チーム対踢球者蘭チームの試合の後半、踢球者蘭チームが3回、東城体校16橙チームが2回、それぞれオウンゴールを決めた。
報道によると、まず踢球者蘭チームが故意に連続でオウンゴールを記録し、これを見た東城体校16橙チームのコーチが審判と運営責任者に抗議した。すると、運営責任者から「とりあえず試合を最後まで行い、その後に証拠に基づいて(上層部に)報告する」との返答があったため、東城体校16橙チームのコーチは「では、われわれも同じことをしていいということか?」と問い返し、同様に2回のオウンゴールを決めたという。
理由については詳しく報じられていないが、この試合で敗れるか、一定数の失点を喫した方が、その後の戦いが有利になる状況だったとみられる。
中国サッカー協会は「今回の八百長行為はスポーツ精神に著しく反し、青少年の価値観を深刻に歪め、サッカー事業の発展基盤を損なうものである」と指弾。関係方面と連携し、本件について徹底的な調査を行うと表明した。
また、北京サッカー協会は9日、両チームの大会参加資格を取り消し、両チームの責任者およびコーチに市内での1年間の出場停止処分を科したが、翌10日に「追加処分」として、両チームの責任者およびコーチを市内のサッカー関連活動から永久追放すると発表した。(翻訳・編集/北田)











