マイリーは冒頭で「ナッシング・ブレイクス・ライク・ア・ハート」で共演したマーク・ロンソンと共にエイミー・ワインハウスの「バック・トゥー・ブラック」をカバーし、最新EPの楽曲をアグレッシブなパフォーマンスで届けた。そこから、10年前にリリースした「パーティ・イン・ザ・USA」といった自身のヒット曲や、レッド・ツェッペリン、メタリカ、ナイン・インチ・ネイルズといった男性ボーカルの楽曲のカバーを歌い上げるサプライズも。
ハイライトはセットの終盤。大御所カントリー・シンガーで父親のビリー・レイ・サイラスをステージに呼び込むと、続いてマイリーの顔がプリントされたTシャツを着たリル・ナズ・Xが登場。全米13週連続1位を獲得中の「オールド・タウン・ロード」を披露し、オーディエンスは大合唱でそれに応じた。BBC MusicのYouTubeチャンネルでは、当日のライブの模様が公開されている。
なお、マイリーは新EP「シー・イズ・カミング」から、「マザーズ・ドーター」のミュージックビデオが公開されたばかり。母親のティッシュ・サイラスとの共演も実現したこのMVは、「あなたが自分の身体で何をどうするかは、誰にも意見できない」というマイリーのメッセージを強調する映像に仕上がっている。
<リリース情報>

マイリー・サイラス
「シー・イズ・カミング」
配信中
https://lnk.to/MileyCyrus_SheIsComing