コートニー・ハフィンズ(43歳)は、麻薬取引所の管理所有、流通目的での麻薬所持、および身分証明書の不正利用で逮捕された。現在はケノーシャ郡拘置所に勾留中。保釈金は10万ドルに設定された。
ハフィンズが勾留された数週間前には、2人の息子タイラー(20歳)とジェイコブ(23歳)が逮捕されている。2人の罪状はそれぞれ異なり、偽造団の首謀者とみられるタイラーは麻薬密売所の管理、身元詐称、製造および流通目的による10キロ超のTHC所持で、兄のジェイコブは(すでにコカイン取引で保護観察中)コカイン、THCおよび銃器所持で起訴された。
検察の主張によると、コートニー・ハフィンズはさまざまな形で息子の偽造商売を幇助していたようだ。
「その頃には、THCオイルはすべて消えていましたが、箱やらなにやら、ブリストルのマンションにあったものが全て母親の事務所の裏にありました」と、ケノーシャ郡のデヴィッド・ベス保安官は言った。
さらに警察は、コートニーと息子達との間で交わされた犯罪絡みと思しき携帯メールも発見したようだ。その中には、「そうだ、誰かコーヒーを片付けて、ガレージに秤をしまってくれない?」という8月のメールも含まれていた。
ハフィンズ兄弟逮捕につながった9月の手入れで、警察は150万ドル相当のTHCカートリッジを押収。
9月に行われたタイラー・ハフィンズの第1回出廷で、彼の弁護を担当するマーク・リチャーズ氏は、アメリカ36州と1準州で12人が死亡し400人が健康被害に遭った電子タバコ絡みの健康問題と、依頼人を結びつける証拠は何もないと主張した。食品医薬品局は現在ハフィンズ兄弟の製品を検査し、これら被害や死亡との何らかの関係性の有無を調べている。