K-POPの先駆者BTSが来年のグラミー賞への豊富やホールジーやエド・シーランとのコラボレーションやBTSゲームなど、駆け抜けた1年を振り返りローリングストーン誌に語ってくれた。
グラミー賞候補選考の第1回投票が現在進行中で、10月10日まで行われているという。
BTSは、ファンのために縦横無尽に駆け回っている。昨年10月、7人組Kポップグループは初のアメリカ・スタジアムツアーを敢行した。今年の夏からはスタジアム限定でコンサートを開き、Love Yourselfワールドツアー追加公演が発表されるたびに、世界各地で9万人規模のスタジアム公演は連日ソールドアウトという状態だ。
今年、彼らはK-POPグループでは初めてグラミー賞授賞式のプレゼンターを務め、最優秀R&Bアルバム部門でH.E.R.の名前を読み上げた。2020年グラミー賞では、自分たちが受賞、あるいは少なくともパフォーマンスするチャンスを狙っている。可能性は高い。最新ミニアルバム『Map of the Soul: Persona』は数々の国でチャートNo.1に輝いているし、ホールジーをフィーチャリングしたノリのいいリードシングル「Boy With Luv」は、すでにストリーミング回数が5億回を超えた。「心してください」と、BTSのメンバーRMは、グラミー賞についてこう言った。「僕たちはまたあのステージに戻ってきます」
今年8月、BTSの7人のメンバーがローリンスストーン誌の取材に答えてくれた。
ー初めてのグラミー賞はどんな感じでしたか? 一番の思い出はなんですか?
RM:世界の音楽業界の最高峰だから、とても光栄だった。ちょっと緊張もしたけど、あんなにすごいアーティストたちと同じ場所にいると思うとすごく興奮した。
ーJUNG KOOK、ファンは特にドリー・パートンに対するあなたのリアクションが気に入ったようです。本当に泣いていたんですか?
JUNG KOOK:そうだよ、信じられない1日だった。ファンが僕のリアクションを気に入ってくれてうれしいよ。
ーRM、あなたの「Old Town Road」のリミックスができたいきさつを教えてください。
RM:何度かインタビューで「一番好きな曲はなんですか?」って聞かれたんだ。僕はいつも「Old Town Road」って答えてた。多分そのインタビューをリル・ナズ・Xが見て、それでコラボレーションを持ちかけてくれたんだと思う。レコード会社から電話をもらって、もちろん喜んで飛びついたよ。
ー皆さんはグラミー賞授賞式でプレゼンターをつとめた最初のKポップグループで、しかも『Love Yourself 轉: Tear』は最優秀レコーディング・パッケージ部門にノミネートされました。2020年のグラミー賞ではどんな「初モノ」を狙っていますか?
RM:今年は初めてのことがたくさんあった。1年間で3枚のアルバムがNo.1になったのはビートルズ以来初めてだったし、『SNL』で音楽ゲストとして初めて出演した。2020年グラミー賞では、初のパフォーマンスかな。だってほら、夢を見るのは自由だろ……。そのことを考えると本当にワクワクするんだ。とにかく、僕らは僕らのまま、音楽とパフォーマンスを一生懸命やるだけさ。
ー今影響を受けているアーティストは誰ですか?
RM:OK、一人ずつ答えていこうか……。
JIN:ホールジー。
JUNG KOOK:ビリー・アイリッシュ。
JIMIN:LabrinthとGavin James。
SUGA:リル・ウージー・ヴァート。
J-HOPE:僕はチャンス・ザ・ラッパーが好きだ。
V:Conan Gray。
RM:ナズとリル・ナズ・X。
ーナズ”と”リル・ナズですか?
RM:そうだよ。
ーJINはホールジーの名前を挙げましたね。「Boy With Luv」での彼女と共演はどんな感じでしたか?
RM:彼女がチェインスモーカーズと「クローザー」をやったころから、ホールジーの大ファンなんだ。彼女はミュージックビデオで正式な振り付けをつけるのは今回が初めてだったらしいよ。
ーメンバーの何人かが韓国の兵役義務を果たさなくてはならなくなった場合、ツアーはどうする予定ですか?
JIN:兵役義務に関しては、まだ何もはっきり決めてないんだ。でも一番大事なことは、兵役は僕たちの義務で、徴兵されたらできる限り果たすつもりだということ。その日が来るまでは一生懸命、力の限りパフォーマンスするだけさ。
ー現在、新作の製作中ですよね? ニューアルバムはどんな内容になるんでしょう?
RM:そうなんだ。次のアルバムづくりの真っ最中なんだ。でもツアーも平行してやってて、世界中のファンにできるだけ会いに行こうと思っている。本当盛りだくさんだね。
ー2019年のグラミー賞の時、いつかコラボレーションしたいアーティストとしてH.E.R.とトラヴィス・スコット、レディ・ガガの名前を挙げていましたね。
J-HOPE:ドレイクかな。
RM:うん、そうだね。一緒にコラボレーションしたいアーティストは山のようにいるね。リル・ナズ・Xもその1人だったけど、実現できた。J-HOPEはドレイクって言ったけど、ドレイクは、そうだな、最終目標だろうね。グラミー賞でも彼と会ったんだよ。だからドレイク、もし時間があったら僕らのレーベルに電話をかけて!
ー昨年のグラミー賞ではタキシード姿でした。次はどんなファッションでキメますか?
SUGA:もし可能なら、すごくかっこいいのを着たいな。
ー昨年10月の全米初のスタジアムコンサートではどんな思い出がありますか?
SUGA:僕らがCitiフィールドでコンサートしたのはたった1年前なんだね。実際、あの時の映像は新作映画『Bring the Soul』に入っている。あの映画を見ると、あの時の記憶がよみがえるんだ――まだ1年しか経ってないのに、ずいぶん昔のことのように感じるよ。あの日の天気、パフォーマンス、自分たちの行動、全部覚えている。
RM:実は、Citiフィールドで僕らが全員パフォーマンスしているところの巨大なスナップショットを撮ったんだ。それをプリントして、額に入れて、会社のビルの入口に飾っている。僕らの最高の1枚だよ。
ースタジアムツアー追加公演のひとつ、サウジアラビア公演ではどんなことをする計画課教えてください。追加公演にあそこを選んだ理由はなんですか?
JIN:今回初めて、サウジアラビアはもちろん、中東のファンに会えるんだ。BTSはいつでも世界中のファンに会いに行くつもりだよ。今回のサウジアラビア公演もそのひとつ。とにかく現地で、自分たちの最高のパフォーマンスをするつもりだよ。
ー最近のお気に入りのコラボレーションはなんですか?
RM:アルバム『Persona』の中の「Make It Right」はエド・シーランの曲なんだ。彼も憧れの人の1人なんだけど、彼が僕らのレーベルに電話をかけてきて、僕らに曲をプレゼントしたいって言ってくれたんだ。それがまた本当に素晴らしい曲だったんだよ。僕らの(携帯)ゲーム「BTS World」のサウンドトラックでは、ジュース・ワールドやザラ・ラーソン、ムラ・マサ、チャーリーXCXとコラボレーションした。違う国のアーティストと作業するのは本当に楽しかったね。
ー「BTS World」について詳しく教えてください。どんなゲームですか?
JUNG KOOK:ゲームでは、プレイヤーは僕らのマネージャーとして、僕らをスーパースターにするために奮闘するんだ。
JIN:それと、ここでしか見られない、僕らが演技している映像もある。RMの演技はとくに必見だよ。
JIMIN:自分たちがゲームに出てるから、僕はプレイするのは遠慮した。自分が出てるゲームで遊ぶなんて、ちょっと恥ずかし過ぎるよ。
ーでも、コツはなんですか? どうすればプレイヤーは皆さんをスターにできるんでしょう?
RM:つねに遊びを忘れないこと。一生懸命働いて、思いっきり遊ぶ。
SUGA:本当に僕らのことを大事に思っているかどうか。あのゲームをプレイするときは、多分それが成功する秘訣だろうね。
グラミー賞候補選考の第1回投票が現在進行中で、10月10日まで行われているという。
弊誌のシリーズ企画「2020年グラミー賞プレビュー」では、有力候補となりそうなアーティストらに過去の授賞式を振り返ってもらいながら、今後の展望と、来る2月の授賞式にトロフィーをもたらすかもしれないアルバムやシングルをひも解いてもらった。
BTSは、ファンのために縦横無尽に駆け回っている。昨年10月、7人組Kポップグループは初のアメリカ・スタジアムツアーを敢行した。今年の夏からはスタジアム限定でコンサートを開き、Love Yourselfワールドツアー追加公演が発表されるたびに、世界各地で9万人規模のスタジアム公演は連日ソールドアウトという状態だ。
今年、彼らはK-POPグループでは初めてグラミー賞授賞式のプレゼンターを務め、最優秀R&Bアルバム部門でH.E.R.の名前を読み上げた。2020年グラミー賞では、自分たちが受賞、あるいは少なくともパフォーマンスするチャンスを狙っている。可能性は高い。最新ミニアルバム『Map of the Soul: Persona』は数々の国でチャートNo.1に輝いているし、ホールジーをフィーチャリングしたノリのいいリードシングル「Boy With Luv」は、すでにストリーミング回数が5億回を超えた。「心してください」と、BTSのメンバーRMは、グラミー賞についてこう言った。「僕たちはまたあのステージに戻ってきます」
今年8月、BTSの7人のメンバーがローリンスストーン誌の取材に答えてくれた。
ー初めてのグラミー賞はどんな感じでしたか? 一番の思い出はなんですか?
RM:世界の音楽業界の最高峰だから、とても光栄だった。ちょっと緊張もしたけど、あんなにすごいアーティストたちと同じ場所にいると思うとすごく興奮した。
また行きたいね。メンバー全員がH.E.R.のファンなんだ。だから、憧れの人に賞を渡すことができるなんて本当にびっくりだったし、最高だった。「おめでとうH.E.R.!」って名前を呼んだときが、僕にとって一番の思い出かな。
ーJUNG KOOK、ファンは特にドリー・パートンに対するあなたのリアクションが気に入ったようです。本当に泣いていたんですか?
JUNG KOOK:そうだよ、信じられない1日だった。ファンが僕のリアクションを気に入ってくれてうれしいよ。
ーRM、あなたの「Old Town Road」のリミックスができたいきさつを教えてください。
RM:何度かインタビューで「一番好きな曲はなんですか?」って聞かれたんだ。僕はいつも「Old Town Road」って答えてた。多分そのインタビューをリル・ナズ・Xが見て、それでコラボレーションを持ちかけてくれたんだと思う。レコード会社から電話をもらって、もちろん喜んで飛びついたよ。
彼が全部曲を書いたんだ。18週連続(No.1)だなんて、本当に素晴らしいと思う。僕が彼とやった「Seoul Town Road」もちょっとは役にたったかもしれないけどね。彼にはすごく感謝しているし、本当に嬉しい。光栄だった。
ー皆さんはグラミー賞授賞式でプレゼンターをつとめた最初のKポップグループで、しかも『Love Yourself 轉: Tear』は最優秀レコーディング・パッケージ部門にノミネートされました。2020年のグラミー賞ではどんな「初モノ」を狙っていますか?
RM:今年は初めてのことがたくさんあった。1年間で3枚のアルバムがNo.1になったのはビートルズ以来初めてだったし、『SNL』で音楽ゲストとして初めて出演した。2020年グラミー賞では、初のパフォーマンスかな。だってほら、夢を見るのは自由だろ……。そのことを考えると本当にワクワクするんだ。とにかく、僕らは僕らのまま、音楽とパフォーマンスを一生懸命やるだけさ。
ー今影響を受けているアーティストは誰ですか?
RM:OK、一人ずつ答えていこうか……。
JIN:ホールジー。
JUNG KOOK:ビリー・アイリッシュ。
JIMIN:LabrinthとGavin James。
SUGA:リル・ウージー・ヴァート。
J-HOPE:僕はチャンス・ザ・ラッパーが好きだ。
V:Conan Gray。
RM:ナズとリル・ナズ・X。
ーナズ”と”リル・ナズですか?
RM:そうだよ。
ーJINはホールジーの名前を挙げましたね。「Boy With Luv」での彼女と共演はどんな感じでしたか?
RM:彼女がチェインスモーカーズと「クローザー」をやったころから、ホールジーの大ファンなんだ。彼女はミュージックビデオで正式な振り付けをつけるのは今回が初めてだったらしいよ。
でも彼女は本当に一生懸命練習してくれたので、僕らも感謝している。それに、タイム誌の「もっとも影響力のある100人」で僕らの紹介文を書いてくれたのは彼女なんだ。友人があんな風に言ってくれるなんて、すごく感激したし、胸を打たれた。大好きだよ、ホールジー。
ーメンバーの何人かが韓国の兵役義務を果たさなくてはならなくなった場合、ツアーはどうする予定ですか?
JIN:兵役義務に関しては、まだ何もはっきり決めてないんだ。でも一番大事なことは、兵役は僕たちの義務で、徴兵されたらできる限り果たすつもりだということ。その日が来るまでは一生懸命、力の限りパフォーマンスするだけさ。
ー現在、新作の製作中ですよね? ニューアルバムはどんな内容になるんでしょう?
RM:そうなんだ。次のアルバムづくりの真っ最中なんだ。でもツアーも平行してやってて、世界中のファンにできるだけ会いに行こうと思っている。本当盛りだくさんだね。
ー2019年のグラミー賞の時、いつかコラボレーションしたいアーティストとしてH.E.R.とトラヴィス・スコット、レディ・ガガの名前を挙げていましたね。
他に追加したい人はいますか?
J-HOPE:ドレイクかな。
RM:うん、そうだね。一緒にコラボレーションしたいアーティストは山のようにいるね。リル・ナズ・Xもその1人だったけど、実現できた。J-HOPEはドレイクって言ったけど、ドレイクは、そうだな、最終目標だろうね。グラミー賞でも彼と会ったんだよ。だからドレイク、もし時間があったら僕らのレーベルに電話をかけて!
ー昨年のグラミー賞ではタキシード姿でした。次はどんなファッションでキメますか?
SUGA:もし可能なら、すごくかっこいいのを着たいな。
ー昨年10月の全米初のスタジアムコンサートではどんな思い出がありますか?
SUGA:僕らがCitiフィールドでコンサートしたのはたった1年前なんだね。実際、あの時の映像は新作映画『Bring the Soul』に入っている。あの映画を見ると、あの時の記憶がよみがえるんだ――まだ1年しか経ってないのに、ずいぶん昔のことのように感じるよ。あの日の天気、パフォーマンス、自分たちの行動、全部覚えている。
そのたびに、もっとスタジアムで演奏したい、今の活動をずっと続けていきたいって改めて感じているんだ。
RM:実は、Citiフィールドで僕らが全員パフォーマンスしているところの巨大なスナップショットを撮ったんだ。それをプリントして、額に入れて、会社のビルの入口に飾っている。僕らの最高の1枚だよ。
ースタジアムツアー追加公演のひとつ、サウジアラビア公演ではどんなことをする計画課教えてください。追加公演にあそこを選んだ理由はなんですか?
JIN:今回初めて、サウジアラビアはもちろん、中東のファンに会えるんだ。BTSはいつでも世界中のファンに会いに行くつもりだよ。今回のサウジアラビア公演もそのひとつ。とにかく現地で、自分たちの最高のパフォーマンスをするつもりだよ。
ー最近のお気に入りのコラボレーションはなんですか?
RM:アルバム『Persona』の中の「Make It Right」はエド・シーランの曲なんだ。彼も憧れの人の1人なんだけど、彼が僕らのレーベルに電話をかけてきて、僕らに曲をプレゼントしたいって言ってくれたんだ。それがまた本当に素晴らしい曲だったんだよ。僕らの(携帯)ゲーム「BTS World」のサウンドトラックでは、ジュース・ワールドやザラ・ラーソン、ムラ・マサ、チャーリーXCXとコラボレーションした。違う国のアーティストと作業するのは本当に楽しかったね。
ー「BTS World」について詳しく教えてください。どんなゲームですか?
JUNG KOOK:ゲームでは、プレイヤーは僕らのマネージャーとして、僕らをスーパースターにするために奮闘するんだ。
JIN:それと、ここでしか見られない、僕らが演技している映像もある。RMの演技はとくに必見だよ。
JIMIN:自分たちがゲームに出てるから、僕はプレイするのは遠慮した。自分が出てるゲームで遊ぶなんて、ちょっと恥ずかし過ぎるよ。
ーでも、コツはなんですか? どうすればプレイヤーは皆さんをスターにできるんでしょう?
RM:つねに遊びを忘れないこと。一生懸命働いて、思いっきり遊ぶ。
SUGA:本当に僕らのことを大事に思っているかどうか。あのゲームをプレイするときは、多分それが成功する秘訣だろうね。
編集部おすすめ