米現地時間10月19日夜、テイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュ、リゾをはじめとする数々のアーティストが米カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド・ボウルで開催された、今年で7回目を迎えるWe Can Surviveチャリティーコンサートに参加し、親密な雰囲気のなかパフォーマンスを披露した。
米非営利団体のアメリカがん協会を支援するための同イベントには、カミラ・カベロ、ジョナス・ブラザーズ、マシュメロ、ベッキーGなどのアーティストも参加。さらには、サプライズゲストとしてホールジーも登場した。
テイラー・スウィフトは1989年のシングル「Blank Space」に続いて「ME!」を披露。さらには、2019年のアルバム『ラヴァー』に収録されている同名のシングルでオーディエンスを感動させた。新曲「ユー・ニード・トゥ・カーム・ダウン」でお馴染みのスウィフトは、毎年10月の”ピンクリボン月間”へのオマージュとしてピンク色のマイクを使用した。
リゾは2019年のアルバム『コズ・アイ・ラヴ・ユー』のシングル「Truth Hurts」が米国で「いちばんの人気曲」とコメントしたうえで同楽曲を披露した。「みんなにいい気分になってほしいの! 私たちは世界を癒すことができるけど、まずは自分たちを癒すことからはじめないと。今夜のみんなのエネルギーはとても大切よ」とオーディエンスに向けて心のこもったスピーチをした。
さらに、ビリー・アイリッシュは2018年のアルバム『ドント・スマイル・アット・ミー +5』からメロディアスなバージョンの「アイドントワナビーユーエニーモア」を披露した。
チケットの売り上げ、ファンによるTwitterでの呼びかけ、We Can Surviveの参加アーティストがバックステージで実施した追加の寄付により、同イベントを通じて13万5000ドル(およそ1500万円)以上の寄付金が集まった。今回初参加したアイリッシュは、アメリカがん協会のために1万ドル(およそ110万円)という驚異的な寄付金を集めた。