乃木坂46が、2019年1月19日に台湾・台北市の台北アリーナにて公演「NOGIZAKA46 Live in taipei 2020」を開催した。2年連続となる台湾公演は、1月6日に白石麻衣が卒業を発表した後の最初の単独公演ということもあり、注目が集まった。
本記事では、オフィシャルレポートを掲載する。

2020年1月19日(日)に、乃木坂46が台湾・台北アリーナにて、台湾では2年連続となる単独公演を開催。全26曲を披露して、約1万人のオーディエンスを魅了し、大盛況の中、幕を閉じた。

メンバーは前日の18日(土)に台湾入り。台北松山空港では現地ファン約800名がメンバーを出迎え、昨年現地に降り立った時よりも既に倍の人数となっており、現地では着実に乃木坂46の人気が高まっている事が伺えた一面だった。

オープニングSE後、挨拶代わりに最新シングル「夜明けまで強がらなくてもいい」からスタート。
その後「何度目の青空か?」「太陽ノック」「裸足でSummer」とシングル表題曲を連発で披露し、一気にオーディエンスはヒートアップ。参加メンバー24名がそれぞれ中国語で自己紹介を行ない、その後「シンクロニシティ」他、バラエティーにとんだユニット曲やアンダー曲でライブ前半戦が終了する。

ライブ中盤では、チャイナドレスを彷彿させる妖艶な衣装を身にまとい「バレッタ」を披露、そして昨年末に開催した上海単独公演同様にグループの代表曲でもある「君の名は希望」を中国語バージョンでサプライズ披露。会場は感動の渦に巻き込まれた。

乃木坂46、グループの将来を見据えた2年連続の台湾公演


ライブ後半戦は、日本レコード大賞受賞曲「インフルエンサー」や「命は美しい」「制服のマネキン」など、マイナーかつビートの効いた楽曲を中心に展開。本編ラストは齋藤飛鳥がセンターを飾る昨年の代表曲「Sing Out!」。
会場ではメンバーとオーディエンスのクラップが一体となり、惜しまれながらも本編が終了した。その後現地ファンを中心にアンコールが鳴り止まない中、乃木坂46のライブ楽曲としては欠かせない「ロマンスのスタート」「ダンケシェーン」「乃木坂の詩」の3曲をアンコールで披露。2年連続となる台湾単独公演は大盛況の中終了となった。

2017年からアジアを中心に海外展開を行ない、2年連続となった台湾公演で高山一実は、「昨年末にイルミネーションのイベントでまっちゅん(松村沙友理)と台湾に来させて頂き、皆さんとはクリスマスも一緒に過ごしましたね」とコメント。さらに中国語で「帰りたくない」とMCをしてファンを沸かせた。また秋元真夏は、「台湾の皆さんがサイリウムを振ってくれたり、一緒に歌ってくれる事があたりまえの事だとは思っていません。
本日会場に足を運んで頂いた皆さんとは、またこの同じ場所で必ず会えるように私達も頑張ります!」とグループのキャプテンとして力強くコメントした。

乃木坂46、グループの将来を見据えた2年連続の台湾公演


昨年は長年に渡りグループのフロントメンバーとして牽引してきた1期生:西野七瀬・衛藤美彩・桜井玲香らが卒業し、今年の年始では白石麻衣が卒業を発表するなど、次世代への移り変わりが課題となっている乃木坂46ではあるが、キャプテン秋元真夏を筆頭に、高山一実・松村沙友理を中心とした1期生がその健在ぶりを発揮する中、次世代エースとして名高い齋藤飛鳥や2期生の堀未央奈、また3期生の他に今回初の台湾公演を経験した4期生:遠藤さくら・賀喜遥香・筒井あやめなど若手メンバーを中心に編成された今回の公演は、当グループの将来を大きく見据えたライブだったに違いない。乃木坂46の勢いは止まる所か益々上昇していく事を約束してくれた、そんな台湾単独公演であった。

<公演情報>

乃木坂46
「NOGIZAKA46 Live in Taipei 2020」

=セットリスト=
1. 夜明けまで強がらなくてもいい
2. 何度目の青空か?
3. 太陽ノック
4. 裸足でSummer
5. 僕の思い込み
6. 僕のこと、知ってる?
7. シンクロニシティ
8. 無表情
9. 言霊砲
10. せっかちなかたつむり
11. Threefold choice
12. ~Do my best~じゃ意味はない
13. ここにいる理由
14. バレッタ
15. 気づいたら片想い
16. 君の名は希望
17. インフルエンサー
18. 命は美しい
19. ありがちな恋愛
20. 制服のマネキン
21. ガールズルール
22. ジコチューで行こう!
23. Sing Out!
(本編終了)
EN1. ロマンスのスタート
EN2. ダンケシェーン
EN3. 乃木坂の詩