彼女の代理人は今週土曜(4月4日)、「マリアンヌ・フェイスフルのマネージャーであるフランソワ・ラバードは、マリアンヌがロンドンの病院でコロナウイルスの治療を受けていることを確認しました」とローリングストーン誌に伝えた。
フェイスフルの長年の友人であるペニー・アーケードがローリングストーン誌に語ったところによると、風邪をひいてしまった彼女は、イギリス政府の命令で隔離されていたという。その後、フェイスフルは念のため検査すべく月曜日に病院へ向かったところ、コロナウイルスの陽性反応が出た。アーケードによると、彼女は肺炎を発症し、そのまま入院しているという。
スモーキーな歌声をもつフェイスフルは、数十年間にわたって闘病してきたC型肝炎に加えて、2016年に乳がんを患うなど、長いあいだ健康問題に悩まされてきた。彼女はまた、薬物乱用や拒食症との闘いについても明かしている。
2018年、現時点の最新作にして後期の代表作というべき『Negative Capacity』をリリースしたフェイスフルは、ファウンテンズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャー、カントリー歌手のジョー・ディフィ、ジャズのエリス・マルサリスJr.の死につながった、新型コロナウイルスの陽性反応を示したミュージシャンの一人となった。 愛すべき歌手、ジョン・プリンもコロナウイルスで入院している。