ゾーン氏は何の旗であるかを否定しながらも、こう弁明した。
「あれは南軍旗ではありません。妻はケンタッキーかテネシーの旗に似ているわねと言っていましたが、彼女が作ってくれたマスクで、今日はこれをつけてほしいと言われました。たとえあれが南軍の旗であったとしても、何か問題があるのでしょうか。学校では国の歴史を教えるべきです。国旗は国の歴史の一部であり、捨てることはできない。あの時代に起きたような事件を、二度と起こさせたくないなら、国旗が何を象徴しているのかを子供たちに教えるべきです」
・「子供たちはあの旗が何のためにあるのかを知るべきだ」と語るゾーン上院議員(動画)
ミシガン州のガーリン・ギルクリスト副知事は25日、この件について、MSNBCに次のようにコメントした。「公民権のために生涯をかけて闘ってきた者として、ミシガン州史上初の黒人副知事として、そしてミシガン州上院議長を務めた初の黒人として、議席に座っている彼のフェイスマスクが南軍旗なのを見て、とても嫌な気分になりました」
ギルクリスト氏はまた、議事堂前で行われた反ロックダウンの抗議行動にも異議を唱えた。「先週の議事堂前に集まった人々の間で掲げられた南軍旗や鉤十字を見ると、問題の本質がわかるだろう。ロックダウンに抗議するものではない。これはトランプの集会のようなものだよ」
ゾーン氏も25日に声明を発表し、「昨日、上院の議場で私が着用したフェイスマスクについてお詫びいたします」とツイートした。「私は誰かを怒らせるつもりはありませんでした」と。
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