音楽出版ビジネスもインディーズが活況、ますます曖昧になるメジャーとの境目

       
音楽出版ビジネスもインディーズが活況、ますます曖昧になるメジャーとの境目
先週、米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)が主催するポップ・ミュージック・アワードで、独立系音楽会社Kobaltが年間最優秀出版者賞を受賞した。ビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」やリル・ナズ・Xとビリー・レイ・サイラスの「Old Town Road」リミックスなど、2019年の数々のヒット曲にKobaltの作曲家が関わっていることを考えれば、同社の受賞はさして驚くことでもない。

Kobaltは、ユニバーサル、ワーナー、ソニーの世界三大レーベルの巨大出版部門を完全に打ち負かした。授賞式に参加することかれこれ20年、Kobaltの創設者兼会長のウィラード・アードリッツ氏も、巷で大ヒットしたポップソングを作曲の面から称えるこの賞が独立系企業に贈られるのは今まで見たことがないと言う。

20年前に英ロンドンで起業したアードリッツ氏は、Kobaltを単なる音楽出版会社にはしたくなかった。Kobaltは「クリエイターと手を携え、テクノロジーを活用して透明性とデータを発信するサービス企業だ」と、アードリッツ氏はローリングストーン誌に語った。アードリッツ氏は時代がストリーミング主体へ移行するのを、音楽出版会社にとっては「ウィン・ウィン・ウィン(Win-Win-Win)」な環境だととらえた。

IT企業との業務提携が可能になり、ファンにとっても、また著作権所有者にとっても新たな価値を創出できるからだ。そのためにKobaltは業界初のアプリを開発し、クリエイターが収益や各種アクティビティのデータをリアルタイムでチェックできるようにした。また、作曲家との公平な信頼関係の構築にも力を注いだ。

あわせて読みたい

Rolling Stone Japanの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

音楽ニュースアクセスランキング

音楽ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年6月27日の音楽記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

話題のアーティストのライブ情報や最新音楽情報などをお届け。人気アイドルグループや注目アーティストのインタビューなども充実。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。