ジャイルス・ピーターソンが語る、ブリット・ファンクとUK音楽史のミッシングリンク

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80年代のジャズ・ダンスのムーブメントから、90年代のアシッド・ジャズを経て、現在も世界で最も大きな影響力を持つDJであり続けているジャイルス・ピーターソン。彼は90年代、自身のレーベル「トーキン・ラウド」からデビューさせたインコグニートを率いるブルーイと、コロナ禍に突如、STR4TA(ストラータ)というプロジェクトを立ち上げ、1stアルバム『Aspects』を先ごろリリースした。

【プレイリスト】柳樂光隆が本記事のために選曲「Another History of British Music 1970-90」

同作はジャイルスが若き日に熱中した80年代のイギリスのムーブメント「ブリット・ファンク」を蘇らせたサウンドにも驚いたが、もう一つ気になったのはジャイルスが自宅でDJをして、それを海賊ラジオで放送する様子をもとにしたアートワークだった。

ちなみに、STR4TAがアルバムに先駆けて発表した12インチのシングル・レコードは、白いラベルに「STR4-TA」と書いた黒いスタンプが押してあるだけのホワイトレーベル(ジャケットにもレコードの真ん中のラベルにも印刷のないレコード。プロモ盤や海賊盤でよく見られる)を採用していた。そこには、このプロジェクトのコンセプトとともに、ジャイルスのブリット・ファンクとの思い出も反映されている。

ジャイルス・ピーターソンが語る、ブリット・ファンクとUK音楽史のミッシングリンク


ジャイルスはSTR4TAで思い入れが強いブリット・ファンクをただ蘇らせ、話題にしようと企んでいるだけでなく、同ムーブメントの音楽史における歴史的な意味を再考させることまで視野に入れている。そのことはアルバムのリリース後の発言からも明らかだし、なによりも作品そのものにただならぬ熱意が宿っていた。そして、それは今がベストなタイミングでもあることもなんとなく伝わっていた。この2年間にジャイルスが自身のラジオ局Worldwide FMで、

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